脊椎外科医は因果な商売
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はじめに
勤務医という仕事は、常々、スケジュール通りにいかないですね。
やむを得ないといえば、それまでですが、何かと犠牲にせざるを得ません。
かといって、犠牲で成り立った診療行為をどなたも理解くださりません。
とてもさびしい気持ちになりますが、なにか前向きにとらえて、昇華していくよりほかありません。
自分への投資が後回し
今回は、高名な先生の手術見学にいく予定でした。
が、急遽、頚椎損傷の症例が来て手術が必要であったために、出張をキャンセル致しました。
手術見学の後の情報交換会ではきっとエキサイティングな話が聞けると思ってこれまた楽しみにしていたのですが、、、
残念です。
非常に残念です。
なかなかこのような機会に巡り合うことはできないので、、、
「自己を高めて、地域の患者に貢献する」
このためには、出稽古はとても大切です。
丁重なお詫びメールの返事に、
「脊椎外科医とは因果な商売ですね」
とございました。
実際、苦労は多いですね
因果な商売・・・
・苦労の割には案外報われない
・自分のせいではないのに苦労の多い仕事
などを意味するといいます。
治療の苦労は、やり甲斐です。
しかし、急患は自分のスケジュール調整とは無関係でやってきます。
そう多くあることではありませんが、
血腫、感染膿瘍、メタ、そして外傷などには緊急性があります。
自分のスケジュールを優先して頚椎損傷を寝かしておくわけにもいかず、
結果、準緊急で手術することと致しました。
また機会を作って見学に伺おうと思います。
急なキャンセル申し訳ございませんでした(涙)
自分で時間割りを作れないのは、つくづく医師の仕事のつらいところですよね。。。
本日(2018/5/13)のまとめ
過去記事の更新です。
確かに、これは今の体制では、未来永劫続く話ですね。
個人ではなく、チームを作りたいと思いました。
☆☆☆☆☆管理人はセミナーを受講し、金融リテラシーについて人生が変わったと言っても過言ではありません。経済的な自由を獲得された自由きままな整形外科医さんの投資家マインドが余すこと無く記載してあります。
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