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はじめに


医師人生、もしかしたら若手から中堅の域に入ってきたかもしれません。
まだまだ未熟で、若手、という気持ちなのですが(笑)

年齢だけは勝手に積み重なっていく、、、

しばらくEuro Spine 2017の紀行文が続いております。

とにかく海外学会は学ぶこと、感じたことが多くて充実感が半端ないです。

今回のエピソードは学会での出会いです。

学会は刺激と出会いの連続


最終日に時間をすこしいただき、ダブリン近郊に足を伸ばしてみました。

わたしのキャパでは、発表前に、観光の下調べをするほど心に余裕がありません(笑)
完全にツアーにおまかせです。
タラの丘経由で近傍のホテルで昼食をとり、ギネスの工場見学、というツアーでした。

何に驚いたかというと昼食をとったホテルでの出来事です。

タイトルにあるように、ここでお一人の先生(日本)に偶然出会ったのです。

途切れるかどうかは行動次第


わたしとその先生との間柄は、
・以前の勤務先でとなりの医療圏で紹介状などのやりとりあり
・近隣の勉強会にお互い出席の形跡あり
・お互い専門は脊椎
・しかし面識なく出会いのきっかけがない

そこで、どこかでお会いしませんか?
という所まで発展しておりました。

その時期、たまたまArgoSpineに行くことが決まっており
その先生も参加する予定とお伺いし、
ではパリでお会いしましょう!
というところまで盛り上がっていたのですが、
あいにく諸事情があってお会いできなかったのです。

そのままずるずるお会いする機会を得ずに転勤、、、

ところが、なんと、今回出会うことができたのです。
きっかけや仲介してくれた人はおりません。

・たまたま訪れた郊外の田舎のホテルのレストランで
・たまたま入ったトイレで隣で用を足す日本人がおられ
・たまたまふっと会話して
突然、その先生であることを知る、、、

めちゃくちゃ驚きました!

大袈裟ですけれども、
プツリと途切れたかのうように見えた細い糸が
じつはしっかり綱でつながっていたんですね。

行動を続けていればいつかどこかで出会うべくして出会うのですね。
交流が増えていくことの喜び

がんばって行動していれば、
・お会いしたいと思っていた方に実際に会う幸運ができたり
・習得したいと思っていた手術の見学に行けたり
・研究会や勉強会のお誘いを頂いたり
・座長をする機会を頂けたり
・多施設研究に加えて頂いたり
・交流がきっかけで同僚が大学院に行ったり
・地域連携の講演に来て頂けたり
・交流したいと思っていた活動の枠に運良く入れたり・・・

これは以前の記事の抜粋です。
いまでもこの実感は変わりません。

本日のまとめ


学会は良いものですね。

とくに海外の学会では、みな普段張り詰めている緊張がほぐれており
どなたでも気さくに話かけることができます。

そしてわたしの生活にもついに英語の神が舞い降りてきました!

これはまた別の機会に記事にしたいと思います。

進むべき方向に、近道や正解など都合のいいことはまったく見えません。
正しいと思ったことを一生懸命する
ただひたすらそれだけです。

あとは、コレですね、、、論文化。

学会の発表だけではタスクは終了しておりません。
論文化して初めて、社会貢献なんですよね。
ここの一歩を大切にしないと。。。
いやいや、弱気になるな。。。
がんばれ、自分。。。