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単純な一椎間の前方固定手術では、可能ならば
ゼロプロファイルケージ
を使用したいところです。

一番良い適応は、
「骨質が悪くない、一椎体の椎間板ヘルニアによる頚髄症、そして高位がC4/5あるいはC5/6」
と思っています。




最近の頸椎前方用ケージとしては、メダクタのケージ、Mecta-Cも好んでおります。

メダクタの回し者ではありませんが(笑)、メダクタのケージを紹介いたします。
ケージには2種類あります。

・上面が凸に彎曲している「ドームシェープ、前弯5度」
・上面がフラットな構造の「フラット、前弯7度」

中下位頚椎の下終板はドーム状になっていることが多いように思えます。

その構造に、このドームシェープタイプのケージはまさに
ピッタリ
きます。

スパイクがタンタルマーカーで、CTのアーチファクトがひどいですが、今後はチタンに変わっていくそうです。
まあ、それでもアーチファクトあるでしょうけども。

ケージの横幅が14mm、前後が12mmという大きな構造は非常に安心です。
中央に腸骨を移植しても、かなりしっかりとした安定が得られます。

とても気に入っております。

機材は本当にいろいろ進化しますね。
未熟な術者の腕を、見事に補ってくれます。

すばらしい。ありがたい。

★★★
身体所見、画像診断、病態、手術手技にとどまらず、たくさんの手術器具の使い方までわかりやすく図解。消毒薬から糸、止血剤、さらに周術期管理までなんでも揃っています!!