LIFのときに側臥位のままPPSが刺入できたらなあ・・・
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はじめに
これまでいろいろな手術手技を学びました。
新人に「なぜ、このような手順なのか?」と質問されたときに、
とぜん「それは、そうするように上司に習ったから・・・」
これはこれで答えなのですが、そこに自分の哲学は存在しないですよね。
もちろん、踏襲すべき技術は踏襲すべきですけれども、それが常に正しいわけではないかもしれません。
スクリューは腹臥位で打つもの!?
ということで、スクリューは腹臥位で打つ、というのが当たり前ですよね!?
そこに、側臥位で刺入するという概念をつくりあげたみどりヶ丘病院の成田渉先生はほんとにすごいなあ、と思います。
成田先生のご講演を拝聴すると、ソウルがたくさん詰まっておりました。
常にチャレンジです。
ないものは作る。
ほんとにそれが当たり前なのか。
もっといい工夫ができるのではないか。
成田先生は、たくさんの業績をお持ちでいらっしゃいます。
わたしもひとつの願望として、側臥位でPPSが打てるようになればいいな、と思ってます。
とくにDISH。
術中、後彎をつくる工夫がとても重要です。
側臥位でPPSが刺入できれば、強直性脊椎骨増殖症の骨折手術を腹臥位でストレス感じながら手術する苦労から開放されますね。https://t.co/eg8oZMVbxW
— 四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) 2018年5月28日
しかし側臥位であれば、DISH特有のアライメントを維持して固定できますよね。
OS NEXUS 10
低侵襲を支える匠のワザ
PPS:側臥位での挿入法
みどりヶ丘病院 成田渉先生
びまん性特発性骨増殖症(DISH)を合併した第12胸椎のreverse chance骨折を認める。
術後。骨折部の生理的アライメントを維持した固定が可能であった。
ほんとうに素晴らしいテクニックだと思います!!
なんとか習得したいなあ、と思っております。
本日のまとめ
手術手技はもちろん、習うことから始まるわけですが、そのままの手技で完成でよいのでしょうか?
道具の進歩とともに、もっと工夫できることがあるかもしれませんよね。
常に完成を模索しながらチャレンジしていく姿勢にとてもとても感銘を受けました。
スクリューは腹臥位で打つもの
— とぜんな脊椎外科医@四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) 2018年12月27日
という固定概念を覆した成田渉先生は本当にすごい方だと思います。
側臥位で経皮的スクリューを打つ。
自分なりの今の考えとして、側臥位のPPSのメリットをまとめました。https://t.co/yddTgxv1uO
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コメント
コメント一覧 (2)
こんな場末のブログに足を運んでくださって恐縮です。成田先生のマインドには大変感銘を受けました。ファンのひとりでございます。今後もご指導賜りますようどうぞよろしくお願いいたします!