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はじめに


家族説明のときはおおむねNsが同席しております。

Nsはわたしたち医師の説明をメモ書きし、説明内容を看護記録に記載します。

その内容を見るのはとてもおもしろいです。
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Nsのキャリアの違いで説明の理解度が変わるのか


看護記録を読んでいて、

脊椎疾患を扱いたての初心者Ns
説明をどう聞いたらそんな内容になるのか?

ベテランNs
うんうん、よく脊椎疾患を理解してきたなー。感心感心。

最初はこんなふうに思っていたんですが、ふと、感じました。

Nsのキャリアが違いで、説明内容に差がでるのか??

もしかして、これって、説明を聞いた患者さんの理解度なんじゃないのかな??

当たり前を当たり前でない人に伝えたい


わたしたちの医師の説明ってきっとこんなことです。

「自分にとって当たり前のことを、当たり前でない患者さんにどのようにしてうまく伝えるか」

Nsがデタラメ書いているってことは、患者さんにはもっとバラバラに伝わっているのではないか?

Nsの看護記録が、こちらの説明した内容とばっちりだったら、きっと患者さんにもうまく伝わっているだろう。

と思うことにしました。

そう思ってくると、説明にとても神経を使うようになります。

すると、
「このNsぜんぜん勉強していないな」
とか、
「このNsぜんぜんわかってないな」
とか思うことがだいぶ減りました。

とても精神的に健全。

ただ、弱点があります。

Nsの看護力を推し量ることができなくなってしまいました。。。

本日のまとめ


きっとNsの看護記録の説明記事は、患者さんに上手に説明できたかを測るスカウターのようなものだと思います。

デタラメ書いてあるときは、むしろ謙虚に受け止めて、しまった、うまく説明できなかった、と思ったほうがよいかもしれません。