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とぜん201903-.001

はじめに


CSRS-Europe 2019 at Rome。

演題採用の入り口が大きいと伺い、演題登録を行った次第です。

わたしのような場末の勤務医の人間が、このような国際学会に参加するなどおこがましい行為ではあるんですが、、、

無事に演題採用いただきました。

諸先輩方にひきあげてもらっていただき、感謝の念が絶えません。

本当にありがとうございます。

全通し(?)とも伺ったのですが、どんな形であれ、参加できることはとてもとても嬉しいです。

出会いが財産になる


月並みといえば月並みですし、キレイ事といえばキレイ事ですが、
やっぱり出会いは財産です。

場末でひとりで診療をしていると、正直、専門領域では誰とも会話しません。

抄読会もなければ、手術の適応や、治療戦略、術後の画像などのディスカッション、反省会もありません。

なので積極的に研究会に行き、発表しては、ボコボコにされ、
手術の見学に伺っては、自分の手技を反省し、達人のTipsを習う。

このような形をルーチン化していったら、むしろ現在の状況になってからのほうが出会いが多くあり、たくさんの刺激をいただき、自分を引き上げてもらっている感じがします。

臨床研究デザイン塾が大きな転機


これまでわたしは複数の脊椎外科訓練施設を渡り歩きました。

足掛け9年くらいになるかと思います。

その時は
「学会発表は手術できない人が集まって話し合っているだけ、自分は手術さえできるようになればいい」
と、はっきり思っていました。

やさくれてます。。。
よろしくないですね。。。

やっぱり長期的な治療成績など示さないと、数だけこなす臨床家になってしまうのはよくないな、と思うようになりました。

データベースとか作れないかな、と検索していたところに、
整形外科医のための英語ペラペラ道場
のブログにたどり着きました。

そのなかで、臨床研究デザイン塾の記事があり、気がつけば合宿に参加していました(笑)

初日の福原俊一教授の講演で、ほんとうに鳥肌がたってしまった。大興奮。

(ほか講演で鳥肌がたった経験は、京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授の講演と、大阪医科大の根尾昌志教授。)

そこから臨床の気運がどんどん高まってきました。

医師の行動を変えるような論文は書けておりませんが、普段の仕事に、より注意が向かうようになり、疑問を抱きながら診療を行うことで、臨床研究のネタに敏感になっていくようになり、日々の診療が充実するようになりました。

すると少なくとも学会の発表で困ることがなくなり、普段から論文に目を通すようになり、日々の臨床がときめくようになりました。

本日のまとめ


今読んでいる本がまさにコレ(まだ読了していません(汗))。

「もしあなたが臨床研究を学んだら医療現場はもっとときめく」

まずは、臨床研究デザイン塾を受講してみてください。
認定NPO法人 健康医療評価研究機構 iHOPE International臨床研究デザイン塾
この感覚を得たら、毎日のしごとがときめいて仕方ありません。

研究会・学会での出会いがさらに自分を磨いてくれることは間違いありません!!

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