Expandable cage、RIZE®はフットプリントが豊富なのが魅力のひとつ
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はじめに
脊椎のインプラント業者は各社参入してしのぎを削りあっております。
いまやいったいいくつのメーカーがあるのか、、、
そうなるともう同じような性格のケージでは個性が出なくなってしまいました。
・接地面積(長さ、幅)
・いれやすさ(ドルフィンチップとかバレットチップだとか)
・ケージ自体に前弯付加
・ケージの材質
このような性格は表裏一体で、どれかを優先するとどれかが損なわれる、、、
そんなギリギリの戦いを各社で行っている印象です。
expandable cageは完成形ケージのひとつ
そんな中、expandable cageが俊逸です。
上記、表裏一体と考えられていたこれらのケージの性格を解決してくれています。
そしてグローバスのRIZEとメドトロニックのElevateがバチバチに戦っている印象です。
RIZE=チタン、Elevate=片面PEEK、片面チタン
ということで、材質にはRIZEに軍配が上がっているような、、、
まあ、あくまで個人的な見解ですが。
Elevateにフォローを入れれば、開大の仕方に特徴があり、Elevateのほうがより終板に設置しやすい優位性があると思われます。
RIZEはフットプリントの幅が6種類あるのが魅力の一つです

今日はRIZEの魅力のひとつを考察します。
RIZEのフットプリントが6種類あるのが魅力の一つと思っています。
幅☓長さで、8☓22mm、10☓22, 26, 30mm、12☓26, 30mm
と合計6種類も揃っています。
TTIFに用いるケージを探ったときに、8mm幅はありがたいですね。
PLIF、TLIFはもちろんのこと、胸椎ヘルニアなどの椎体間固定にも8mmは重宝されるのではないでしょうか。
胸椎はoff-label使用にはなってしまいますが、、、
本日のまとめ
わたしは後方ケージはシンプルなものが好みです。
とくにストライカー社のトライタニウム®はほんとうにいいケージだな、と使用するたびに思います。
一方で、Expandable cageは非常によく使用されている印象です。
「前弯形成しながらケージを設置できる」というコンセプトが素晴らしいのでしょう。
そんななか、RIZEのフットプリントの豊富さは、特徴・魅力だと思いました。
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