開放型病床に勤務医のメリットってある?
スポンサードリンク

はじめに
当院は開放型病床の認可をとっています。
なので、クリニック開業の先生でも、開放型病床を利用して自身のクリニックの患者に手術を提供することが可能です。
医療連携室の方から、脊椎手術したい開業の先生がいらっしゃると伺いました。
そうですか、、、
紹介をいただけない、わたしの実力不足です、、、
たしかに、開放型病床は、病院や開業医にとってメリットばかりで、デメリットがないように思えます。
ただわたしのような勤務医はどうなのでしょうか?
開放型病床に勤務医のメリットはあるのか?
おそらく、次の図のような関係になっています。

開業医さんのかかりつけの患者さんが、とぜんの所属する施設に入院します。
病院は開業医さんに手術料(内規による)を支払います。
開業医さんは、とぜんとともに共同診療にあたります。
そうすることで、入院施設は220点、開業医さんは350点を共同診療として請求できます。
・・・やっぱり、わたしにいったいどんなメリットがあるの?
開業医に寄って考えてみる
開業医の立場によりそって、わたしに対するメリットを考えてみます。
・わしの診療の極意を学ばせてあげます
・わしの最高の手術を学ばせてあげます
・外来業務を減らしてあげます
といったところでしょうか(悪意ある文章でホント申し訳ない)。
う〜〜ん。。。
わたしにとっては術前・術後の管理の負担のほうが大きいように感じる、、、
合併症を起こしようものならどうなるのでしょうか、、、
本日のまとめ
技術があるならクリニック開業せずに、外科医として潤沢な設備ある施設での勤務医が居心地いいように思えます。
やっぱり有床クリニックで自施設で手術開業って難しいんですね。。。
ちょっとヤダな〜〜って思ってしまうのは、わたしの器量の問題でしょうか???
コメント
コメント一覧 (4)
ポジティブにとらえます!!涙
・・・ですよね。逆にいえば、わたしたちもそっち側への方向転換が可能なのかもしれませんね。