頚椎でベンディーニ使用、やっぱりベンディーニはすごかった。
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はじめに
やっぱりベンディーニはすごかった。。。
この感動は、振り返ると、2017年3月の記事でした。
DISHの胸腰椎移行部での外傷で使用しています。
今回は、頚胸椎のDISHの複合骨折で、頚胸椎移行部に使用しました。
くどいですが、やっぱりやっぱりベンディーニはすごかった。。。
ベンディーニの宣伝
ベンディーニはNuVasiveの製品で、ナビゲーション用の赤外線3Dカメラを用いて、スクリューヘッドの位置情報を計測することによって、ロッドがぴったりアプライできるようロッドベンディングを3D計測してくれるシロモノです。

測定の値に基づいて、専用のロッドベンダーを用いてカクカク曲げていきます。
◯、△、□の値に沿って、曲げます。
ここは完全にNuVasiveの担当さんにお任せです笑。

こんなカクカクなのに、大丈夫なの!?というような形状に折り曲がるんですが、
それが、ぴったりノンストレスでスクリューに収まってしまうんです。
もうベンディーニなしに多椎間のベンディングはできなくなってしまいます。
ロッドの長さまで測定できるので、長すぎとか、短すぎ、とかいうこともありません。
ほんとすばらしい。
頚椎にもベンディーニ
これが、頚椎にも使用できるようになったんですよね。
NuVasiveの担当のかたと相談し、頚椎はVuePoint2、胸椎はRelineを使用いたしました。
taper rodを用いて、C7/T1間でロッド径の変曲点になるように設定してもらって。
そして、頚椎VuePintにはφ3.5部分を連結、胸椎relineにはφ5.5部分を連結しました。
頭がテンパっており、ロッドの写真や作成時の動画を撮像することを忘れていました。
自分としては、ロッドがある程度逆ハの字で一直線になるように刺入点を設計したつもりでした。
が、しかし、、、
ベンディーニの測定値により作成されたロッドは、なんともまあ、いびつな形になってしまいました。
先述のとおり、「こんなカクカクなのに、ピシャリとはまるの!?」と言いながら、ロッドをアプライしてみると、なんのストレスもなく、ピシャリとハマったのでした。

・・・ベンディーニ、すごい、、、
本日のまとめ
矯正が不要のin situ fixationでは、ベンディーニに勝るデバイスはありません。
制動椎間が多ければ多いほど、力を発揮してくれるでしょう。
DISHには、ぜったいベンディーニがオススメですね。
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