グローバスから頚椎前方固定用ゼロプロファイルケージ登場
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はじめに
グローバスGlobusからスタンドアローン、ゼロプロファイルの頚椎前方固定用ケージが登場しています。
商品の名前は、「COALITION®」。
馴染みのない単語ですね、、、
アルクから検索すると
coalition
レベル8、発音kòuəlíʃən、
二つ以上の政党・国などの〕連立、連合
・The government will be in coalition. : 政権は連立になるだろう。
連立、連合、合同、とかで使う単語のようです。
なるほど、そうですね、このケージの特徴としてはゼロプロファイルケージとして、
COALITION® は、従来のACDF(前方頚椎除圧固定術)で得られる生体力学的な強度を提供 する一方で、患者様への侵襲を最小限にし、頚椎のアライメントを温存することを目的とする プレート&スペーサーが一体化したシステムです。
と謳ってあります。

プレート&スペーサーの一体化、というところがcoalitionの由来なのでしょう。
ケージ+プレートとして保険償還される
ちなみにこの部分はほかのゼロプロファイルケージ単体と違って、ケージ+プレートとして保険償還されるそうです。
しかもケージを固定するスクリューは通常のプレート固定のようにバリアブルスクリューもラインナップされており、スタビライズの機能を高めたといいます。
そういうところがプレートとしての償還つき、というところでしょうか。
ケージ+プレート+モノアキシャルスクリュー算定で病院経営にも優しい?といったところなのでしょうか。
使用経験はまだありませんが、実物を見たとき、とても使いやすそうだな、と思いました。
自分なりの感想として
①前方皮質コンタクト部分がチタンなのがイイですね
②スパイクがついてることで、噛み込んでくれてバックアウトしにくそうですね
③ケージのサイズが14mmだけじゃなくて16mmがあるのもいいですね
④バリアブルスクリュー打てるのですね
⑤さすがGlobusさん、ケージもスクリューもサイズが豊富ですね

本日のまとめ
アルファテック時代のことで少し槍玉に挙げられておりましたが、
Globusさん、CLEO®とか、RIZE®などクセのない扱いやすい商品で人気です。
頚椎後方にはCanopy®という片開き式プレートがあります。
Coalitionの登場で、普通の前方単椎間固定だけでなく、前方後方一期的手術とかでも重宝しそう、、、
はい、使ってみたいと思いました!
前方プレートのメリットとデメリット
ストライカーのアンカーC
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