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はじめに


開業に向けていろいろ勉強しております。

これから脊椎関連の記事から開業関連に変わっていきそう、、、

それはそれで医師のキャリアのひとつとしてお読み捨ていただければ幸いです。

今回は設計士さん選びの悩みについて、記事にしたいと思います。

設計士さんの選定


設計士さんの選定、、、これがまたとても難しいです。

クリニック開業なので、ハウスメーカーや一般の工務店さんに設計をお願いすることは難しそうです。

なので、医療施設の設計経験の多い設計士さんを選定する必要があります。

といっても、そんな経験値ある設計士さんは多くはありません。

さすがにクリニックや病院、医療施設は地域に乱立していませんよね、、、

選定はとてもむずかしいです。

現時点で、
・卸業者さんからご紹介いただいた2社
・大地主でマンション経営している患者さんから紹介いただいた1社
と面談いたしました。

選定するために決定的なものがなんなのか、まだぜんぜんわからないので、正直決めかねています、、、

基本設計と実施設計


建物を建てるのに、基本設計と実施設計があります。

基本設計では、わたしやスタッフの要望を伝え、大まかな仕様を決める設計を行います。

実施設計では出来上がった基本設計を基にして、現場の工事がスムーズにできるよう、ネジや柱などまでこと細かい部分まで行う設計です。

電話帳みたいな分厚い実施設計を拝見いたしましたが、相場感などまったくわからないので、設計士さんと工務店が蜜月な関係にあったら、われわれ素人は見抜けないですね、、、

3社とも概ね、基本設計に3か月程度、、実施設計4か月程度かけると言われました。

設計料の相場


設計料の相場は総工事費のおおよそ2~5%前後で設定されているようです。

わたしがいま描いている開業構想はオペ室ありの有床診療所で、建物の総工費は3.5億程度を見込んでいます。

となると、700万から1750万円程度の設計料となるのでしょうか、、、

これは高いですね、、、、

2社はある基本設計のごくさわり程度まで無料。
1社は基本設計に入る最初から有料で100万円程度かかるとのことでした。



見積書をいただきましたが、
・現況測量
・基本設計
・外観イメージパース作成
・法令上の諸条件調査および関係機関協議
・概算工事費の検討

これに諸経費が計上されておりました。

基本設計の内容は
建築物概要書、面積表、仕上表、屋外計画図、平面図、立面図、断面図、法チェック図、設備概要書
となっております。

本日のまとめ


設計士さんの選定、、、

基本的に開業は最後の職場で、これからずっと一生使います。

まるでお見合いですね。

自分たちと相性が合うかどうかもありますよね。

わたしの地域では、有床開業はいつでも誰でもできるチャレンジではありませんので、天から頂いた幸運ととらえて、頑張りたいと思っています。