カテゴリ:
スポンサードリンク
2021tozen.001

はじめに


開業に向けてお勉強中です。

本日は電子カルテの見積もりに必要な情報についてです。

インターネットの情報では、電子カルテの値段はどこにも掲載されておりません。

見積もりしてもらおうと思えば、各社電カルベンダーに個人情報を登録して担当者からの連絡を待つ、という形しかとれません。

そして単純に、「我が社の電子カルテは〇〇円になります」という話はありません。

見積もりを出してもらうためには設定しておかなければならない数字があります。

自分なりの理解を備忘録にしておきます。

端末台数


・パソコン台数
・スマホ(タブレット)台数(電カルと連動しているなら)
・プリンタ等の台数
・部門システム(手術部門やリハ、PACS等)連携の希望数
これらの数字をもとに見積もりされます。

とはいえ、初めてのことなので、具体的に何台くらい必要になるのか、検討もつきません。

むしろこれらの数字はどのくらいが適正かというのは、電カル会社のほうがノウハウもってそうです。

診察室やオペ室の数など、設計がある程度固まってきたら、パソコンやプリンタなどのおおまかな設置場所や台数などを、電子カルテ会社に相談して算出してもらうことも可能とのことです。

医事会計システム


電子カルテによっては医事会計一体型もあります。

一体型でない場合は、医事会計システムとの連携を図ります。

なので、医事会計システムをどこにするかも決めないといけません。

だいたいどこの電カルもORCA(日医標準レセプトソフト)との連携が可能なようです。

ほかレセプトとして
・富士フィルム社のべてらん君コラボPlus
・ナイス社のML-A plus(Medical Leader-Account)
・キャノン社のHAPPY RAPPORT
・パナソニック社(PHSメディコム)のMedicom-HSi

調べるとまだまだたくさん出てきます、、、

多すぎて、調べるのツライ。

受付・会計の電子カルテに紐付けることになりますよね。

部門システムのオプション


とぜんスパインクリニックでは、手術を想定しています。

なので、電子カルテは入院部門、手術部門を備えておかなければなりません。

安価なものは基本的に無床診療所向けの電子カルテで、入院部門があるのは病院むけの電子カルテばかりなんですよね、、、

さらに手術部門を備えるとなると、麻酔記録システムとも連動させたくなります。

麻酔記録システムも電子カルテで一元的におさえているものはなく、なにか他社の麻酔管理システムと連動させることになります。

これまた、調べるのツライ、、、

ネットワーク工事・電源工事


そして建物が建ったあとになって、追加工事しなくてもいいようにしておかなければなりません。

建設前に、電カルベンダーを決めて、設計工事会社とでネットワークや電源位置などを協議しながら進めていったほうがいいですよ、とアドバイスされました。

た、たしかに、、、

まだネットワーク工事や電源工事の会社が決まっていない状況なら、電カルベンダーによっては、電カル会社からこれらの見積りを提出してもらうことも可能とのことです。

本日のまとめ


決めなければいけないこともたくさんありますが、結局は、金、金、金、かね、かね、かね、カネ、カネ、カネ、、、、

勉強していて、胃が痛くなります。

とはいえ、知らないことばかりです。

わたしの医者の本業以外の仕事が増えないように、出来る限り、システム化自動化しなければならないです。

一生懸命考えて、考えつくさないと、、、