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はじめに


開業には戸建て開業とテナント開業があります。

わたしは、戸建て開業の医療法人を引き継ぐという形での承継開業を目指しています。

戸建てのため、火災保険・地震保険の契約問題が生じます。

ほんと、ひとつひとつ決めることが多いです、、、

火災保険と地震保険についてまとめます。

火災保険の補償はフル装備で


火災保険は実際問題、火災による事故での請求よりも、給水・排水の破損や詰まりによっておこる漏水やスプリンクラーの誤作動などの事故が多いようです。

ほか、最近ではゲリラ豪雨の水害などもあるようです。

現在の補償内容を確認すると。

◯火災、落雷、破裂・爆発  
◯風災、雹災、雪災 
◯水災            
◯電気的・機械的事故  
◯車両・航空機の衝突
◯給排水設備の事故による水漏れ
◯騒擾(そうじょう、と読むそうです)・労働争議
◯外部からの物体の落下、飛来等
◯盗難
◯上記以外の事故

とありました。

この10項目は、補償フル装備と思われますが、
建物や医療機器のみならず、家具や内装などの補償も含まれるかどうか確認が必要とのこと。

具体的には、家財補償、ということで別なことが多いようです。

これで、十分手厚い補償、と思いがちですが、もうひとつ、じつは休業損害補償にも備えておかなければならないです。

これ、大事なポイントですよね。

休診中の診療報酬の補償をセットで準備する


ぜんぜん知らなかったのですが、火災保険では補償内容で休業せざるをえない場合の休業損害補償などにも備えることができるというのです。

たしかに、建物や医療機器が壊れることで、休診せざるをえなくなった場合、収入が途絶えてしまいます。

なので、リスク対策として、物的損害に対する補償と、休診中の診療報酬の補償をセットで準備しておくことが必須ということです。

コロナ禍となって、感染症発生による休診の補償というのもあるのでしょうか。

これまた確認しておかなければ。

開業医の経験談・体験記はなかなかみつからない


グーグルで検索すると、広告過多で、広告からはたくさん情報を得られるのですが、医者のブログなどの実体験で火災保険や地震保険を扱った情報はなかなかみつかりません。

敬愛する「整形外科医のブログ」に保険関係の記事がありました。



保険評価額は最大で。
・不測突発特約あり
・個人賠償責任保険特約あり
・電気的機械的事故特約あり
・類焼損害補償特約あり
・水漏れ調査費用特約あり

今度保険担当の方に説明を聞いてみよう。

地震保険加入についてもマストですね。



・震度3以上であれば建物の躯体に何らかの損傷が加わっている
・このような地震の痕跡を元に保険請求すると、地震保険であっても保険金が給付される可能性が高い

地震保険は国が補償している保険のため、どこの保険会社から加入しても保険料や補償内容にあまり大きな違いはないようです。

いつも勉強になります。
ありがとうございます。

本日のまとめ


ということで
・銀行の保険代理店
・住宅メーカー代理店
・その他の保険代理店
などいくつかとの相見積もりをお願いしようと思います。

開業の勉強は、延々と続きます。

勤務医であればまったく知らずにスルーできていたことがたくさんあります。

しかし今後の自分がやりたいことを考えると、これは勤務医の立場では満たすことはできません。

なんとか頑張って、ひとつひとつ乗り越えていきたいと思います。