Mini-Trach扱える?

はじめに
頸椎前方除圧固定後の気道狭窄のトピックです。
気道狭窄、これは緊急事態です!!
麻酔科の先生方の邦文を調べておりますと、Mini-Trachの有用性の報告が散見されます。

頸椎前方固定術後に発生した上気道狭窄に対する
経皮的輪状甲状靭帯穿刺チューブ(Mini-Trach Ⅱ)を介した呼吸補助の有効性
有宗睦晃ら 麻酔.2004.53
をご紹介します。
Mini-Trachの利点と欠点が非常にわかりやすくまとめてあります。
頸椎前方固定術後に発生した上気道狭窄に対する
経皮的輪状甲状靭帯穿刺チューブ(Mini-Trach Ⅱ)を介した呼吸補助の有効性
有宗睦晃ら 麻酔.2004.53
はじめまして。手術室看護師をしております。 先日、頚椎症性脊髄症の患者さんに対し、C2・C7のドーミング、C3〜C6椎弓形成が行われた際にC2で硬膜損傷が起こりました。 センターピースで椎弓形成を行った後にネオベールとボルヒールでパッチをし、終了となりましたが、術後のCTで気脳症になっていました。 そこで質問です。
①術中、損傷部にノイロシートなどを当てておけば髄液の流出を抑えることができたのでしょうか?
②同じく術中にヘッドダウンをすることで気脳症を抑えることはできたのでしょうか?
③術後に病棟看護師と共有すべき点はありますか?
ex) ヘッドアップはしない、ドレーンの圧管理など… よろしくお願いします。
S-wiire
はケーブル先端部に特殊加工(撚り線加工)を施したガイドワイヤーです。
骨内にて先端がほつれ、海綿骨に絡みつくことにより、必要以上に前方にも後方にも移動しにくいという特徴を有しています。
これにより、特に脊椎手術におけるペディクルスクリュー挿入などの際、椎体前壁貫通による血管・腸管損傷の合併症リスクを低減することが可能です。
本学会のテーマは「百折不撓」といたしました。現代の脊椎外科医は種々の脊椎インストゥルメンテーション技術を駆使して様々な疾患に対する治療を行い、合併症や再手術を経験しながらも、少しでも治療成績を向上させようと悪戦苦闘しています。本学会ではこの脊椎インストゥルメンテーション多数回手術に焦点をおき、合併症や再手術の経験を共有したいと考えております。難治症例に対する治療を合併症なく完遂するために、どういったstrategyを立てればよいかを議論します。
感染治療の柱
— とぜんな脊椎外科医@四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) 2018年10月2日
・洗浄、デブリードマンの徹底した局所療法
・適切な抗菌薬の投与
・インプラントの抜去
バンコマイシンパウダーの創内散布も一手なのか。https://t.co/SRJMTscxlo
術翌日に胸骨骨折が判明しました。一体いつ折れたんだろう、、、
— 四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) 2018年7月15日
腹臥位?それとも体位交換?今後骨粗鬆症患者の増加により重要な体位合併症として周知していくことが大切かもしれない。https://t.co/mQNuEaR3ir