脊髄出血性疾患に遭遇したら、どこまで検査するのが正解なの?
はじめに
退行変性がメインの脊椎領域にも緊急の疾患があります。
その代表格は、血管障害です。
出血することもあれば、血管が詰まることもあります。
硬膜外血腫や脊髄梗塞などがありますが、実は、案外知られておらず、診断の遅れが問題になりがちです。
脊髄の出血系疾患に遭遇したら、どこまで、検査していくのが正解なのでしょうか?
診療群別臨床検査のガイドライン 2003を参考にしています(ふ、ふるい、、、あしからず)。
「高齢者だから、椎体骨折=骨粗鬆症」はもう、やめましょう。
— とぜんな脊椎外科医@四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) September 4, 2019
骨折の原因は
・外傷性
・悪性腫瘍転移
・骨髄腫などの原発腫瘍
・感染
・骨粗鬆症性
高齢者ほどこれらの疾患のリスクが高まります。https://t.co/LYsWdOXVwc