脆弱性骨盤骨折、Rommens分類と治療の考え方
はじめに
高齢者骨粗鬆症治療を行っていると、悩みのひとつの骨折に脆弱性骨盤輪骨折があります。
FFPs; fragility fractures of the pelvis
と表記されます。
医師側の認識不足のため、鑑別に上がらず、しかもレントゲン上でもわからないことが多いことから、診断の遅れ・治療介入の遅れが問題になることがあります。
・人口の高齢化
— とぜんな脊椎外科医@四つ葉スパインクリニック (@yotsuba_spine) October 14, 2019
・がん治療の成績向上
癌サバイバーの症例が今後増加していくことは確実。
有病期間が長くなってくると当然骨転移を来す機会も増えます。
脊椎は骨転移しやすい部位だからです。
脊椎外科医には疼痛緩和医療としての役割も求められていくことでしょう。https://t.co/IUvkKSgNpF
はじめまして、心理士をしているものです。母86歳あと担癌者、余命月単位と言われ、先月から訪問医にお願いしました。しかし独歩可能、少量ステロイドでCRP3に下がりまして、気分よくなって動きすぎて転倒。外科受診付き添いの姉いわく)背骨からちょっと出たあたりが圧迫骨折している。コルセットが必要と指示です。ただそこの病院に入っている業者はストーマがある人はコルセットは出来ないといったそうです。しかし私が他の義肢装具会社で聞いたら、オーダーメイドでつくれますよと簡単にいわれました。 今受傷から2週間、痛さは良くも悪くもなってない。衣服着脱も自分でしていますが、もうそろそろ動かないとADLどんどん下がるんじゃないでしょうか?コルセットつくるのに2度片道車で1時間強のところをかかるのは本人の負担になるだろうし。 実際CTで受傷10日後診るとずれが出てきていると言われました。せっかく認知もしっかりしているのにこのままではもったいない。コルセットオーダーメイドする方向で話をすすめたほうがいいのか、高齢者だから動かさない方がいいか迷っています。主治医在宅医は内科医師なので、こちらの意向をくんでくれると思います。お手数ですがアドバイスお願いします。