PPSの方が痛い問題の対策。後枝内側枝ブロックで。
はじめに
脊椎後方固定ではスクリューでの固定が用いられます。
正中切開から刺入ポイントまで大胆に展開していく従来のスクリュー刺入法と、
レントゲン透視あるいはナビゲーション下に経皮的に椎弓根スクリューを刺入する方法があります(Percutaneous Pedicle Screw で、PPSと略されます)。
筋肉の展開の侵襲が少ないため、「低侵襲法」とされますが、低侵襲だからあまり痛くないと思いきや、じつはわたしは、従来法と比べてみて、結構痛いと実感しています。
どうにかできないものかな、、、と思っていたところ、手術を見学に行った際に、後枝内側枝ブロックを用いておられたのがとても印象に残りました。