カテゴリ

カテゴリ:低侵襲手術

ナビゲーションがほしいけどO-armかCios Spinか?

カテゴリ:
2021tozen.001

はじめに


先日、Cios Spinとブレイン・ラボのナビでの手術を見学する機会を得ました。

・・・すごかった。

なんて便利なのでしょう、、、

これまでナビはO-armに偏っていたのですが、意識が変わりました。

ナビは高額なので、購入を諦め、ナビに頼らずとも可能な技術向上を目指して参りました。

でも、やっぱり、ナビゲーションは必要と思いました。

手術の完成度が遥かに上がることは間違いなしです、、、

ナビ、ほしい、、、

いろいろなインプラント業者にナビについてたずねてみると

現状では、

「O-arm」 VS 「Cios Spin」

といった構図のようです。

それぞれの違いについて、とぜんの独断偏見でまとめてみます。



ニプロからもPPSシステムが登場しました!

カテゴリ:
2021tozen.001

はじめに


脊椎のPPSシステム、どんどん参入してきますね。

今回は、ニプロからご案内をいただきました。

正直、ニプロってシリンジのメーカーと思っていたところがあったんですが、とんでもなかったです。

ニプロネットワークで検索すると、グループ会社の多いこと多いこと。

世界中で展開している巨大企業ではありませんか!!

すごいです、、、

ということで、ニプロ子会社のネクスメッドインターナショナルから、
NEX-D2 MIS
という商品をご案内いただきました。

グローバスから頚椎前方固定用ゼロプロファイルケージ登場

カテゴリ:
2021tozen.001

はじめに


グローバスGlobusからスタンドアローン、ゼロプロファイルの頚椎前方固定用ケージが登場しています。

商品の名前は、「COALITION®」。

馴染みのない単語ですね、、、

アルクから検索すると
coalition
レベル8、発音kòuəlíʃən、
二つ以上の政党・国などの〕連立、連合
・The government will be in coalition. : 政権は連立になるだろう。


連立、連合、合同、とかで使う単語のようです。

なるほど、そうですね、このケージの特徴としてはゼロプロファイルケージとして、
COALITION® は、従来のACDF(前方頚椎除圧固定術)で得られる生体力学的な強度を提供 する一方で、患者様への侵襲を最小限にし、頚椎のアライメントを温存することを目的とする プレート&スペーサーが一体化したシステムです。

と謳ってあります。
スクリーンショット 2021-02-12 3.54.47


プレート&スペーサーの一体化、というところがcoalitionの由来なのでしょう。

PPSの方が痛い問題

カテゴリ:
2021とぜん.001

はじめに


手術の低侵襲化は究極の目標で、皆さんがしのぎを削って目指しています。

脊椎のスクリュー固定の低侵襲化で、評価を確立したのが経皮的椎弓根スクリューです。
Percutaneous Pedicle Screw で、PPSと略されます。

わたしはPPSが流行しはじめたちょうどその頃が修行真っ最中でした。

従来法>PPSでしたが、やがてはreope症例に従来法で、PrimaryはPPSに、ついにはreope症例にもすべてPPSで対処と変遷していきました。

サイズの小さいXコアが出てます!!

カテゴリ:
202004とぜん.001

はじめに


前方要素再建のため椎体置換が必要な場合は、X core(NuVasive)を愛用しています。

ただし、サイズが結構大きいのが難点でした。
エンドキャップを乗せて最小28mm高からです。
この28mmっていうのが、けっこうギリギリなんですよね。

骨粗の高齢者女性、圧潰進行例、胸腰椎移行部などの条件が揃うと、28mmでは大きく感じることがほとんどです。

もうワンサイズ小さいのがほしいところなんですが、いつの間にか出てましたよ!!

バイパープライムで椎弓根内にぱっつんぱっつんにスクリューをいれる

カテゴリ:
202004とぜん.001

はじめに


骨質不良の患者に対してしっかりスクリューのトルクを得ようとするならば、以下の2点が上げられるかと思います。

①固い皮質骨に最大に接するように軌道を工夫する。
具体的は方法はCBTです。

②椎弓根にぱっつんぱっつんになるよう椎弓根径に対して最大径のスクリューサイズを選択する。
これにはナビが有効です。

O armナビによって、椎弓根穿破が格段に減ったと思います。
それだけでなく、より高い精度にこだわることができるようになったことが報告されております。

続・透視下経皮的椎弓根スクリューはどの高位まで挿入できる?

カテゴリ:
202004とぜん.001

はじめに


頚胸椎移行部のインストゥルメント手術は、とても嫌です。

術野は深いですし、術後の痛みは半端ないです。

上肢をばんばん動かすと肩甲骨が動いて、創部が開いてしまいます。

嫌な思い出がよぎります。。。

そして、頚胸椎移行部は意外によく折れる場所です。

肋骨や肩甲骨、上腕骨などが折れているときや、頭部に軸圧がかかったときなどで項部や肩甲間を痛がっている場合は、頚胸椎移行部の椎体損傷を積極的に疑っていかなければなりません。

ナビゲーション&ロボットアームがもたらす近未来脊椎手術

カテゴリ:
202004とぜん.001

はじめに




脊椎外科領域にもロボットを用いて脊椎に正確にスクリューを刺入する技術が臨床応用されつつあります。

術中ナビゲーションをもとに軌道を選定し、つつがなく刺入されるというものです。

技術の向上に伴い、安全性や正確性が担保されることは、患者さんにとっても、術者にとっても素晴らしことです。

事実、スクリューの誤刺入は神経症状や血管臓器症状などを引き起こし、入れ直しを余儀なくされた経験もあるでしょう。

第四世代ワイヤーレスPPSシステム、バイパープライムのすごさ

カテゴリ:
202004とぜん.001

はじめに


バイパープライムはデピューシンセス社の新しい経皮的椎弓根スクリューシステムです。

多数の企業から経皮的椎弓根スクリューシステムが出ておりますが、いずれも似たりよったりで特徴がないのが現状でした。

といっても初代セックスタントのころに比べると格段に使用しやすくなっていますので、いい意味で特徴がないといったところです。

ところが、バイパープライムの登場は、PPSの概念をさらに新しいものに替えました。

何がすごいかというと、ガイドピンとスクリューが一体化しているところです。

バイパープライムを使用してからすっかり虜になっています。

コンドリアーゼ使用で地方厚生局への施設届け出が必要になっていた

カテゴリ:
202004とぜん.001

はじめに


2018年8月から、椎間板ヘルニアに対して、コンドリアーゼの注入療法が行われるようになりました。



医師要件と施設要件を満たして、使用を科研に登録して届け出たらOK、と思っておりました。

いつ始めようかな、と思いつつ、多忙になって手が回りません。

全身麻酔症例が減ってきた今こそ、導入するチャンスだと、問い合わせたら、診療報酬の改訂で届け出が変わっていました!

このページのトップヘ

見出し画像
×