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カテゴリ:解剖

コロナワクチン接種後に腕が上がらないのは筋肉注射の部位のせい?

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はじめに


コロナワクチン接種がはじまり、世の中が早く安寧に戻ってほしいです。

ワクチンは上腕の筋肉内に注射します。

以前は全身麻酔前のプレメディケーションで筋肉注射をする機会がありましたが、いまは皆目ありません。

筋肉注射の手技をアップデートしようとおもって検索すると、意外にもこれまでの方法が適切ではないとの警笛がありました。

奈良県立医科大学 整形外科・臨床研修センター仲⻄ 康顕先生監修です。

同ページから詳しく図解されたPDFもダウンロードできます。

AOSpineのキャダバートレーニングに参加しよう

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はじめに


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現在は多くの学びの場があり、わたしのような根なしの人間でも、どうにかこうにか生きています。

むかしむかしでは考えられないような自由さだと感じます。

そんなわたしが、学びの場で、一番大事にしているのは
AOSpineのコース
です。

実は、わたしは、AOの事務の方から指摘されるくらい、AOの参加率が高いです(笑)。




今は、漠然と、AOのフェローシップで海外でのトレーニングを受けたいと思っております。

そのため英語の勉強、論文作成が当面の目標ですね。

頸椎前方アプローチ、左右どちら側からアプローチしますか?

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はじめに


前方アプローチの論点のひとつに、
「左右どちら側からアプローチするか?」
があると思います。

基本的には左アプローチが推奨される、と学習してきているはずです。

その理由は、反回神経麻痺の発生にあります。

反回神経麻痺について考察してみます。

C1後弓のanomaly、posterior ponticulusについて

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はじめに


頭蓋頚椎移行部は発生学的にanomalyの多い部位です。
よって手術でアプローチする場合には
術前に必ず血管の走行や骨構造について、しっかりと評価しておく必要があります。

先日ハングマン骨折で後方C2-3固定をするときに
anomalyがあって術前評価の重要性を再認識したことを記事にしました。
これだから椎骨動脈は評価しておかないと・・・

しかしそのanomalyがどのように分類されるのか、なかなか調べきれずにいたところ
「これはponticulus posticus on the posterior arch of the atlasですね」
とコメントでご指導いただきました。

非常に嬉しかったです。
ありがとうございました。

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御蔭でまとまっている文献にもたどり着くことができました。

コブが総腸骨静脈に当たってしまうかも。アドバイスがありがたい。

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はじめに


LLIFが導入され、多くの研究会でさまざまなポイントを聞くことができます。

手技のポイントも当然大切なのですが、
術前評価のポイントも非常に重要なことです。

研究会や手術見学では、
スパインリーダーの手技経験に基づくたくさんのピットフォールを伺うことができて
わたしの少ない経験値を補うことができます。

今日はLLIFを行う際の、コブで対側の線維輪を貫くことについてです。

出張XLIF、後腹膜腔の理解がまだまだ

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はじめに


側方アプローチ(lateral lumbar interbody fusion: LLIF)
・XLIF extreme lateral lumbar inter-body fusion
・OLIF oblique lateral lumbar inter-body fusion
が本邦に導入されてから多くの脊椎外科医が側方アプローチを選択肢のひとつにするようになりました。

脊髄循環についてのまとめ

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脊髄梗塞に関して
まれな疾患なので、スタッフと勉強会を開くことにしました。
まず脊髄の動脈支配について、まとめました。

分節動脈について


脊髄を栄養する血管は、それぞれの高さの分節動脈に由来します。
分節動脈は、
・頸髄レベル;椎骨動脈、上行頸動脈、深頸動脈から
・胸髄レベル;下行大動脈からの肋間動脈と、鎖骨下動脈からの最上肋間動脈から
・腰髄レベル;腹部大動脈、正中仙骨動脈、腸腰動脈からの腰動脈から
分枝します。

新しい知識を得るために続けていること

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学会活動と論文


新しい知識を得るためには、
教科書を読み込むことは大前提ですが、
①学会に参加する
②論文を読む
という方法が重要でしょう。

そしてさらに、自分のステップアップにつなげていくには、
①学会に参加する
→自分自身が発表者になる
②論文を読む
→自分自身で論文を書く
③教科書を読み込む
自分自身が教科書を書く
でも、これは業績のない自分にとってハードルが高いですね。。。
というか無理ですね。。。

XLIFの後腹膜腔アプローチの理解のために。後傍腎腔?

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先日、L3/4の椎間板不安定症による両椎間孔狭窄に対して
XLIF1椎間を施行いたしました。

この手技は、後腹膜腔からアプローチします参照
後腹膜腔の解剖をどれだけ理解していますか?

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実は、管理人はあんまりわかっていなかったことがわかりました(汗)。

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