カテゴリ

カテゴリ:頚椎症性脊髄症

Camberの使用感、完成型は近い!?

カテゴリ:
202004とぜん.001

はじめに


頚椎椎弓形成術、わたしは片開き法を愛用しています。

最近はHAスペーサーからチタンプレートの製品が多くなりましたね。

いろいろ使用していましたが、NuVasiveのCamberは使用感がよいと感じました。

さすが後出しだけありますね(笑)

今回はCamberの使いやすいと感じたところの感想をまとめます。

キャノピー®登場。VSセンターピース®の軍配はどちらに?

カテゴリ:
とぜん.001

はじめに


ようやくわたしの診療圏にキャノピー®が登場しました。

キャノピー®は、Globus/αテックの片開き式の頚椎椎弓形成術用のインプラントです。

わたしは頚椎椎弓形成術は、片開き式で行っているので、どのようなシステムなのか期待していたところでした。

今度扱う予定なので、予習したので印象をまとめておきます。

圧迫性脊髄症(頚椎症性脊髄症)と診断された方へ

カテゴリ:
圧迫性脊髄症についてまとめました。
とくに頚椎症性脊髄症に関しての話になります。

病態


脊椎は老化や反復する負荷によって脊椎症を呈します。
脊椎症とは、椎間板の膨隆や椎間関節の変形・骨棘の形成、黄色靭帯の肥厚などの
変化が生じた状態です。
脊椎症をきたすと神経の通り道である脊柱管や椎間孔が狭くなっていきます。
狭窄によって脊髄や脊髄の枝の脊髄神経が圧迫されると症状を呈します。
頚椎症の場合では、
頸髄の圧迫症状を頚椎症性脊髄症、
脊髄神経の圧迫症状を頚椎症性神経根症
といいます。
頚椎症は無症状の方でも、60歳以上であればMRIで実に85%以上認めます。
そのうち8%では頸髄に圧迫所見があったと報告されており、

頚椎症の進行。判断に重要な服部分類とは。

カテゴリ:
頚椎症性脊髄症の進行の判断の基準の一つに
服部の分類
を考慮することは重要なことです。
1970年台の発表です。
山口大学整形外科教授 服部奨先生の業績です。
MRIのない時代の研究で、尊敬してやみません。

服部分類
40


頚椎症性脊髄症の手術適応を考える。

カテゴリ:

頚椎症性脊髄症


頚椎症性脊髄症とは
加齢性変化のために変形した頚椎椎体や椎間板、黄色靭帯などによって
頸髄あるいは神経根が圧迫を受けるために生じた神経症状のことです。
加齢性変化は病気ではなく、生理現象で、いわば必然の変化です。

20150729_085653


症状と判定基準


具体的な症状は、
・手足のしびれ
・手や足の細かい作業ができなくなる
(お箸やボタン、書字がうまくいかない)
(手すりがないと階段がうまく登り降りできない、杖がないと足がつっかかって転びそうになる)
・やがて尿や便の調整がうまくいかなくなる
などの症状が出てきます。

このページのトップヘ

見出し画像
×