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カテゴリ:末梢神経障害

末梢神経絞扼性障害としての腰痛;上殿皮神経障害

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とぜん201903-.001

はじめに


神経はさまざまな通路、トンネルをくぐりぬけていきます。

その部位が狭くなり、神経に圧迫が加わったり、牽引や摩擦などの刺激が加わったりすると、その神経領域での痛みやしびれ、麻痺が生じます。

それがいわゆる、絞扼性神経障害というものです。

・・・とこれは、タリージェ販売に伴って、製薬会社で勉強会をしたときの講義の内容です。

その中で、どうしても気になった
上殿皮神経障害
というものを取り上げたいと思います。

絞扼性末梢神経障害を鑑別しよう。大腿の感覚異常、meralgia parestheticaについて

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はじめに


脊椎診療を専門にしていて、絞扼性末梢神経障害の診断は必須です。
・・・なんて言いながら、このていらく。。。

外側大腿皮神経障害を診断できませんでしたね、、、

神経内科の先生に相談したら、ひとこと、
「meralgia parestheticaではありませんかね?」

すみません、鑑別できてませんでした、、、

足のしびれ、足根管症候群について、鑑別に挙がっているでしょうか?

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はじめに


足のしびれによる歩行障害を主訴に来院される方は少なくありません。

原因として

・腰部脊柱管狭窄症や椎間孔狭窄、腰椎椎間板ヘルニアなど
脊椎由来のもの
・閉塞性動脈硬化症や血栓性血管炎など
血管由来のもの

が代表されますが
治療を受けても、残存するしびれのほとんどは
足首から下のしびれが多いように思います。

絞扼性末梢神経障害のなかに、足根管症候群、というものがあります。

外科手術まで必要かどうか、議論のわかれるところですが、
しびれは、治らないんですよ、とか、老化だから仕方ありませんね、とか
患者さんに言う前に、もっと細かくしびれについて診察するべきと思っております。

前置きが長くなりましたが、足根管症候群について、まとめます。

外部リンク 日本脊髄外科学会HP

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