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カテゴリ:感染性脊椎疾患

手術部位感染症の予防について

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はじめに


わたしは医療従事者用の情報サイトをよく見ます。
有用な情報が多く、大助かりです。

そんな情報サイトの一つ、アステラス製薬、Astellas medical netにとても気になる記事が掲載されていました。

WHOの手術部位感染予防ガイドラインについてです。

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無事に脊椎脊髄外科の専門医試験が終了いたしました。

ところで、試験問題集を解いていると、
過去にブログで投じた疑問に関する答えというか、見解が出てきます。
ありがたいことです。

その一つ。
化膿性椎体椎間板炎の抗菌薬の治療期間って?

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研修医の勉強会のあとでしょうか?
プリントを発見して、
これは!
と思い、備忘録として載せておこうと思いました!

検体採取に関する10の心得です。
出典は
米国感染症学会・米国微生物学会「感染症診断のための微生物検査利用ガイドライン2013」
とのことです。

以下、プリントから抜粋します。

硬膜外膿瘍ではなく、な、なんとピロリン酸カルシウム結晶沈着症でした。

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はじめに


結晶誘発性関節炎なるものがございます。
・痛風(gout)
・ピロリン酸カルシウム結晶(CPPD: calcium pyrophopate dihydrate crystal deposition disease)
・ハイドロキシアパタイト結晶(HADD; hydroxyapatite crystal deposition disease)
などです。

脊椎では、しょっちゅう出会うものではありませんが、
まれに石灰化病変が大きくなって脊髄の圧迫症状を発症し、外科的治療を要することがあります。

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通常、脊髄障害は緩徐発症で、急激な発症はあまり報告されてはおりません、、、

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はじめに


化膿性椎体椎間板炎や腸腰筋膿瘍などの感染性疾患は
脊椎領域のみならず、感染症例はどんどん増加していることと思います。

医療の発展による高齢化易感染性宿主の増加がおもな理由として挙げられます。

化膿性椎体椎間板炎においては、
・感受性のある適切な抗菌薬投与
・局所の安静
が加療の軸です。

感受性を確かめるためには敵の正体を暴くのが大切です。
血液培養、局所の培養を駆使して、相手を同定するわけです。

起炎菌が検出され、抗菌薬の治療が功を奏した時、
ふと疑問が生じるわけです。

いったいいつまで抗菌薬を継続したらいいの??

低侵襲法による化膿性椎体椎間板炎の治療戦略

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はじめに


化膿性椎体椎間板炎は非常に困る疾患です。

通常は脊椎は感染しにくい場所です。

なぜ感染してしまうのでしょうか?

キーワードは
・高齢化社会
・易感染性宿主
・内科的合併症を有する患者
です。

そして、このような患者さんだからこそ、
感染しやすい上に、難治性となってしまうのです。

Modic type 1と感染は区別がつかない

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はじめに


MRIは脊椎診療において強力な補助診断ツールです。

ただしMRIの所見は特異的ではなく、そこから鑑別していく必要があります。

何度も何度も悩まされる化膿性椎体椎間板炎の所見です。

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化膿性椎間板炎は確定診断が遅れがち

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はじめに


高齢者や易感染性宿主の増加により
感染性疾患はおそらくどの領域においても増加傾向にあることと思います。

脊椎領域にも
化膿性脊椎炎椎間板炎
硬膜外膿瘍腸腰筋膿瘍
などといった細菌感染症があります。

本日の救急カンファレンスです。

C-armを使い倒す⑤経皮的腸腰筋膿瘍ドレナージ

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はじめに


超高齢化社会で、単純に高齢、というだけでなく
糖尿病、肝硬変、ステロイド長期内服や担癌患者など、易感染性宿主の増加により
脊椎領域にも明らかに感染性疾患が増加しております。

戦わないと敗血症に至り、死に至ります。
むしろ戦っても敗れるリスクが高いかもしれません。

侵襲的な手術が困難な場合が多いので
抗菌薬に対する加療に抵抗する場合は、経皮的なドレナージを行ないます。
(神経症状が出現した硬膜外膿瘍は別)

腸腰筋膿瘍は何科で治療をするのでしょうか?

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はじめに


高齢化社会や易感染性宿主の増加により
化膿性椎体椎間板炎や腸腰筋膿瘍などの感染性疾患も増加しております。

腸腰筋膿瘍を加療する機会がありましたので雑感です。

ズバリ
腸腰筋膿瘍は、何科で治療されるのか
という事です。

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