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カテゴリ:多発性骨髄腫

多発性骨髄腫は脊椎外科医が入り口

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はじめに


高齢者腰痛診療に携わっていると、必ず「多発性骨髄腫問題」に遭遇します。

多田広志先生J.Spine Res. 11: 908-911, 2020多発性骨髄腫の診断における整形外科医の役割

を拝読し、とても勉強になりました。

腰痛診療においての採血の重要性について述べられております。

スクリーンショット 2021-03-10 2.48.35


蛋白分画が6分画になり、M蛋白検出の感度が高くなりました。

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はじめに


蛋白分画、検査していますか?

どうやら、蛋白分画を提出しているのは、わたしが施設内でナンバーワンらしいです。

次いで内科の先生、とのこと。。。

その是非は別として、われわれにとって、タイトルのように

「蛋白分画が6分画に分離されるようになりました」

といっても、ふ〜ん、で??という感じではないでしょうか。

わたしもそれ自体がどういう意味なのかはよくわかりませんが、この結果、スクリーニングの威力が増す、ということらしいです。

なんのスクリーニングか、といえば、それはもちろん、M蛋白の検出です。

ペインクリニックから多発性骨髄腫の報告

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はじめに


場末で脊椎診療をしているわたしの最大の敵のひとつが椎体骨折です。

よく記事にしています。

今わたしが感じていることは、骨粗鬆症性の椎体骨折は除外診断であるということです。

「高齢者だから、椎体骨折=骨粗鬆症」

ということではなく、

「高齢者の椎体骨折は悪性疾患を除外してから骨粗鬆症性とする」

の考えでいたほうが問題が少ない、被害が小さいということです。

多発性骨髄腫の病的骨折にはBKPでPSの改善に期待できる。BKP座談会を読んで。

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はじめに


メドトロニックの業者さんから冊子をいただきました。

KYPHON™BKP座談会
多発性骨髄腫による椎体骨折に対するBKP
〜血液内科と脊椎外科の連携の実際〜


これを読んで、とても感動しました。

これまで自分が感じていたことがさらに発展して盛り込んであります。

BKPを治療の選択肢としている脊椎外科医は、ぜひ一読すべき冊子だと思います。

多発性骨髄腫は腰背部痛を訴えて整形外科を初診する

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はじめに


この度、ご縁あり、地域の医師会の医療連携の会で講演する機会をいただきました。

骨粗鬆症関連の会になるため、内科・整形外科開業医中心となりそうです。

この講演で伝えておきたい関心事のひとつとして、

「多発性骨髄腫は腰背部痛を訴えて整形外科を初診する」

を取り上げたいと思っています。

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