カテゴリ

カテゴリ:LIF

胸腰椎移行部の前側方アクセス、術後管理が楽になりました

カテゴリ:
2021tozen.001

はじめに


胸腰椎移行部の前方アクセスです。

過去は、横隔膜を切開して胸膜外と後腹膜腔をがらんどうにしてアプローチしていました。

横隔膜の麻痺がおこったり、胸水がたまったり、呼吸機能の低下や低栄養に悩まされる症例もございました。

XLIF開創器の登場で横隔膜を袈裟斬りにせずとも、経横隔膜的に開創器をつっこむことで胸腰椎移行部にアプローチできるようになりました。

しかし、だいたい椎体置換することが多い場所です。

いかんせん術野が狭く、やりにくい。

お師匠さんにlateral extra-coelomic approachでいくといいよ、と教わり、実際に手術指導に来ていただき手ほどきいただきました。

復習。Xコア&T2 Stratosphere挿入の至適な骨切りラインの決め方

カテゴリ:
2021tozen.001

はじめに


骨粗鬆症性椎体骨折の偽関節による遅発性神経障害の症例に対して、前方アプローチによる椎体置換を行う機会がありました。

ひさしぶりにT2 Stratosphereの登場です。

上下の終板までの長さは26mmくらいでした。
上下の椎間板をしっかり切除すればX core28mmは入るとは思います。
XコアJrならばまず問題ないです。

・・・O-armの見積もりのお願いなどよこしまな気持ちもよぎり、、、
T2 Stratosphereです。

26mmケージを使用して、5mmくらい開大されました。

そしてわりと満足できる前弯を得ることができました。

が、透視では良さそうに見えたのですがレントゲンでは、後方よりにケージが入ってしまいました。

胸腰椎移行部へのアクセス。lateral extracoelomic (retropleural/retroperitoneal) approachについて

カテゴリ:
2021とぜん.001

はじめに


胸腰椎移行部の前方固定のアプローチは横隔膜の処理を伴います。

先日わたしのお師匠さんを招聘し、
lateral extracoelomic (retropleural/retroperitoneal) approach
についてご指導いただきました。

横隔膜はペラペラで、「丁寧にはがす」とまではいきませんでしたが、ご指導のおかげで大きな問題なく終えることができました。

lateral extracoelomic (retropleural/retroperitoneal) approach
についてまとめておきます。

サイズの小さいXコアが出てます!!

カテゴリ:
202004とぜん.001

はじめに


前方要素再建のため椎体置換が必要な場合は、X core(NuVasive)を愛用しています。

ただし、サイズが結構大きいのが難点でした。
エンドキャップを乗せて最小28mm高からです。
この28mmっていうのが、けっこうギリギリなんですよね。

骨粗の高齢者女性、圧潰進行例、胸腰椎移行部などの条件が揃うと、28mmでは大きく感じることがほとんどです。

もうワンサイズ小さいのがほしいところなんですが、いつの間にか出てましたよ!!

腹臥位でのsingle position LIFってすごくないですか?

カテゴリ:
とぜん2020.001

はじめに


LIFはわたしの世界を変えてくれた手術です。

最近ではお師匠さんにextracoelomic approachをご指導いただき、感謝しております。

スクリーンショット 2020-04-01 19.27.50


Extracoelomic approachは、比較的簡便で、安全でとても役に立ちますね。

ところが、それとは別に、センセーショナルな映像を拝見しました。

Juan Uribe先生の講義です。

「Prone Lateral Approach to the Lumbar Spine」
というタイトルです。

スクリーンショット 2020-03-09 20.20.25

スクリーンショット 2020-03-09 20.19.45


T2ダッシュ?それともT3?メドトロニックが前方椎体置換のシェアを奪いにきた!

カテゴリ:
とぜん201903-.001

はじめに


LIFはわたしの脊椎手術の世界を変えてくれた手技です。

骨粗の椎体圧潰症例では、従来のメッシュケージを用いた前方椎体置換は、大変な思いを多くしましたが、X core使用するようになってからはだいぶ勝負できるようになりました。

なのでLIFをするときはXLIFオンリー。

OLIFをすることはありませんでした。

このページのトップヘ

見出し画像
×