2019 1月 1 06:12:17 2018年度にアクセスされた記事5選 カテゴリ: 徒然な雑感 はじめに 新年あけましておめでとうございます。 2018年のブログアクセスを振り返ってみました。 2018年は141記事を投稿していました。 たくさんのあたたかい応援をいただき、本当にありがとうございます。 アクセス1位から5位までは以下の通りでした。 タグ :#ハローベスト#胸腰椎骨折分類#強直性脊椎骨増殖症#ハングマン骨折#脊髄循環
2017 12月 14 23:12:39 頸椎後方固定のロッドで後頭骨にerosionが・・・ カテゴリ: 頸椎後方固定術 合併症 はじめに C1-2の後方固定はinstrumentationの発展により、とてもfamiliarになってまいりました。 変性疾患のみならず、revision、外傷、リウマチ、偽腫瘍、アテトーゼ型脳性麻痺など、多くに適応されることと思います。 Goel & Leheri (1994) Harms & Melcher (2001) Tan et al. (2003) 歴史を紐解くとまだまだやっと10数年です。 ところでこんな合併症を経験して参っております。 タイトル通りなんですけれども、、、 タグ :#ハングマン骨折#後頭骨びらん#Tan法#high-riding-VA
2017 2月 24 19:30:50 これだから椎骨動脈は評価しておかないと・・・ カテゴリ: 診断・症候・画像 頚椎・頸髄損傷 はじめに ・ハングマン骨折 ー軸椎関節突起間骨折;bilateral isthmus fracture of the axis ー外傷性の軸椎分離すべり症;traumatic spondylolisthesis of the axis 救急病院に勤めていると結構遭遇してしまいます。 保存加療の方法としてハローベスト装着があります。 しかし、ハローベストの合併症は決して低くはありませんし、本人の辛さも甚大です。 関連記事;ハローベストを装着する際に気をつけたい(教科書に載っていない?)ポイント わたしとしては、全身状態が許容されて、骨折の形態が固定可能ならば 積極的に内固定を行い、早期離床を目指したいです。 その中で、注意していることがあります。 C1を触る可能性がある手術の前には椎骨動脈を評価する ということです。 タグ :#C1後弓#ハングマン骨折#椎骨動脈#術前評価#軸椎椎弓根スクリュー
2017 1月 20 17:30:09 ハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)の不安定性の評価の方法って? カテゴリ: 診断・症候・画像 頚椎・頸髄損傷 ハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)においては 主にLevine分類を用いることが多いと思います。 病態で重要なことはC2/3椎間板損傷や前・後・棘間靭帯損傷に伴う不安定性の評価であります。 そうはいうものの、不安定性の評価をどのように行っているかが気になるわけです。 1.MRIの所見のみで判断? 2.Xp動態撮影? ・立位?座位?臥位? ・外固定は? ・医師のもと透視下に行う?レントゲン室で撮像する? 3.Xp荷重撮影? 4.CTで動態撮影? タグ :#ハングマン骨折#軸椎関節突起間骨折#Levine分類
2017 1月 17 17:00:54 ハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)の内固定の方法に関する考察 カテゴリ: 頚椎・頸髄損傷 頸椎後方固定術 はじめに 軸椎(C2椎体)骨折は全頸椎損傷で5%程度の頻度で発生されるとされます。 そのうちハングマン骨折は約20%で、C2骨折で2番めに多い頻度です。 病態は bilateral isthmus fracture of the axis つまり軸椎の両側の関節突起間骨折で、 C2/3の椎間板損傷や前、後縦靭帯、棘間靭帯の損傷などを伴うと その不安定性から、軸椎分離すべりを起こします。 traumatic spondylolisthesis of the axis と表記されます。 タグ :#ハングマン骨折#外傷性軸椎分離すべり症#軸椎関節突起間骨折#内固定
2017 1月 10 18:18:34 ハングマン骨折(軸椎関節突起間骨折)のtranspedicular screw fixationの注意点 カテゴリ: 頚椎・頸髄損傷 頸椎後方固定術 はじめに 軸椎(C2椎体)骨折は全頸椎損傷で5%程度の頻度とされます。 そのうちハングマン骨折は約20%で、C2骨折で2番めに多い頻度とされております。 絞首刑受刑者の骨折にちなんで名付けられたそうです・・・ (Schneiderら Journal of Neurosurgery 60, 1965) 病態は a bilateral isthmus fracture of the axis、 つまり軸椎の両側の関節突起間骨折で、 the traumatic spondylolisthesis of the axis、 外傷性の軸椎分離すべり症を起こします。 タグ :#ハングマン骨折#Levine分類#軸椎関節突起間骨折#外傷性軸椎分離すべり症#椎間板損傷
2015 9月 19 08:47:29 ハングマン骨折の治療 カテゴリ: 頚椎・頸髄損傷 手術 ハングマン骨折 hangman's fracture は、C2椎体の骨折において2番めに頻度が高い骨折です。 ハングマンの由来 実際に原本を読んだことはないのですが、 1965年にSchneiderらがJournal of Neurosurgery 60で、 hanging=絞首刑 後の損傷に外見上似ている、ということで hangman's fractureと報告した、とのことです。 絞首刑、、、 すこし現時代的ではないというか、医療的言語ではありませんよね。 現在は、 骨折とあわせてC2-3関節面で転位をきたすため、 外傷性軸椎すべり traumatic spondylolisthesis of the axis という言い方が一般的になっています。 タグ :#ハングマン骨折#pars#interarticularsis#頚椎椎弓根スクリュー#Levine分類