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まれな腰痛疾患①Bertolotti症候群について

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はじめに


ひとくちに腰痛といっても
はっきりとした画像上の責任病変を認めない原因不明のものを
非特異性腰痛”といいます。

しっかり定義を引用すると
脊椎に特異的な病理が見いだせない腰痛のことをいい、
実に腰痛の80%以上を占めている

とされます。

では、逆に特異的な腰痛をすべて挙げることができますか?

先日の記事で、
整形外科専門医が丁寧で詳細な診察をすれば約8割の腰痛は診断がつく
という論文を紹介しました。

診察ですべてを除外せずに
非特異性腰痛=80%以上
が一人歩きしているような印象があるのです。

自分も襟を正して診療すべきと感じます。

そんな感じで、本日はまれな横文字の腰痛①
Bertolotti症候群
について述べます。

アンギオ室での神経根ブロックの手技

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下肢痛の責任高位を調べることができる神経根ブロックは、
診断と治療を兼ねた、非常に有用なブロック療法です。

直接的な効果は一時的ではありますが、その間痛みがブロックされ
間接的な効果で比較的長く効果を得られることもあります。

責任高位がわかるので
結果的に手術加療が必要になっても
患者さんも術者も改善するであろう安心感をもって手術するできます。

手技に関しては、一般的には透視室で行います。

Xpで確認しながら
まず、ブロック針を横突起にあてて
すこし引き戻して
だいたい、20°内側、20°尾側に針を傾けて
椎間孔を目指して刺入していきます。

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操作の愛護性にもよるのでしょうが
ブロック針が神経根にあたると

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