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復習。Xコア&T2 Stratosphere挿入の至適な骨切りラインの決め方

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2021tozen.001

はじめに


骨粗鬆症性椎体骨折の偽関節による遅発性神経障害の症例に対して、前方アプローチによる椎体置換を行う機会がありました。

ひさしぶりにT2 Stratosphereの登場です。

上下の終板までの長さは26mmくらいでした。
上下の椎間板をしっかり切除すればX core28mmは入るとは思います。
XコアJrならばまず問題ないです。

・・・O-armの見積もりのお願いなどよこしまな気持ちもよぎり、、、
T2 Stratosphereです。

26mmケージを使用して、5mmくらい開大されました。

そしてわりと満足できる前弯を得ることができました。

が、透視では良さそうに見えたのですがレントゲンでは、後方よりにケージが入ってしまいました。

電動ボーンミルでインセンティブ発生か?

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はじめに


場末の病院でおひとりさま診療をはじめて3年近くになります。

ひとつひとつ課題をクリアして、いろいろな体制がちょっとずつ整っていき、仕事が回るようになってきたのを実感しています。

いまの検討材料は電動ボーンミルです。

各社比較。頚椎椎弓形成術片開き用プレートのクセ。

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とぜん201903-.001

はじめに


わたしは自分の育った訓練施設の影響で、頚椎椎弓形成術には片開き式を好んで行います。

現在、企業はプレート&スクリュー固定システムを開発するのが流行りのようです。

メドトロニック社のセンターピース®が先駆け、
現在では
・アムテック社のラミノプラスティバスケット®
・Globus/αテックのキャノピー®
・Zimmer/Biometのギャラリー®
が使用できます。

そして、詳細は定かではありませんが、NuVasiveからも片開き式プレートが登場する予定と伺っています。

それもそのはず、、、
だって、償還価格は、たしか、
プレート1枚、42,000円
スクリュー1本、63,400円(固定型スクリュー)
ですから、、、

例えば、4椎弓形成で、プレート4枚、スクリューを3本×4=12本使うと、、、
42,000×4+63,400×12====!!!

う〜〜ん
立ち会いメーカーの心の中で、チャリーン¥チャリーン$と聞こえてきそうです。

一方で、スペーサー1個は3,5000円程度です。

・・・かなり違います。

償還価格はわたしの努力のしようもないことですが、企業がこぞってプレート&スクリュー固定システムを出してくる理由がよくわかります。

頚椎前方プレートがだいぶ薄くなった、メドトロニックZevo

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はじめに


頚椎前方プレートにはメリットとデメリットがあります。

メリット
・ケージの脱転予防
・初期固定の獲得
・偽関節発生予防を期待
・アライメント保持
など。

デメリット
デメリットは重篤なものばかりです。
・手術時間もプレートの手間分必要
・頸長筋の展開もそれなりに必要
これらは
・咽頭の違和感
・嚥下困難
などにつながります。
しかし、それ以上に困るのは、
プレートのずれ
スクリューのバックアウト
です。

これらは最悪、食道や気管に損傷・瘻孔を起こして、大変な状況に陥るのです。

KyphonとKMCのバルーン比較。拡張サイズに微妙に差がありますよ!

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はじめに


骨粗鬆症性椎体骨折の治療の一つに
BKP; balloon kyphoplasty
というものがあります。

メドトロニック社製のKyphonというシステムを用いて行う手技です。

この手技にセンチュリーメディカルが第二のBKPとして真っ向勝負を挑んでおります。

KMC Kyphoplasty Systemという名前です。
過去記事「KMC Kyphoplasty SystemはBKPにあいのりできるのか?

KMC Kyphoplasty SystemはBKPにあいのりできるのか!?

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はじめに


わたしの臨床の仕事の関心事の一つに、骨粗鬆症加療があります。

骨粗鬆症によって脆弱性骨折をきたすわけですが、
胸腰椎移行部の椎体はもっとも骨折しやすい部位です。

症状は体動時痛で、動けなくなってしまい
骨折の回数によっては寝たきりになってしまいます。

さて本日の主題は、BKPに関してです。

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