神経根ブロックは透視室で?空いているなら血管造影室はいかがでしょうか?
はじめに
先日、友人から神経根ブロックについての問い合わせがありました。
「うまくルートブロックするためのコツを教えてくれないか」
ということでした。
針がきちんとと神経根目指して進んでいるかがわからない、ということが心配なんですよね。
メルクマールがAP像の情報しかない、というのが心配の決定的な要素だと思います。
形容しがたい侵襲的な手技になることもある
深さ、というとても重要な情報がAP像では得られないために、場合によっては形容しがたい侵襲的な手技になってしまうことがあります。
神経根ブロックはどの施設でも手技に大きな差があるとは思えませんが、手技そのものが結構侵襲的なもので、一度受けた患者さんにとって非常に大きなトラウマになってしまうこともあるかと思います。