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とぜん201903-.001

はじめに


わたしは自分の育った訓練施設の影響で、頚椎椎弓形成術には片開き式を好んで行います。

現在、企業はプレート&スクリュー固定システムを開発するのが流行りのようです。

メドトロニック社のセンターピース®が先駆け、
現在では
・アムテック社のラミノプラスティバスケット®
・Globus/αテックのキャノピー®
・Zimmer/Biometのギャラリー®
が使用できます。

そして、詳細は定かではありませんが、NuVasiveからも片開き式プレートが登場する予定と伺っています。

それもそのはず、、、
だって、償還価格は、たしか、
プレート1枚、42,000円
スクリュー1本、63,400円(固定型スクリュー)
ですから、、、

例えば、4椎弓形成で、プレート4枚、スクリューを3本×4=12本使うと、、、
42,000×4+63,400×12====!!!

う〜〜ん
立ち会いメーカーの心の中で、チャリーン¥チャリーン$と聞こえてきそうです。

一方で、スペーサー1個は3,5000円程度です。

・・・かなり違います。

償還価格はわたしの努力のしようもないことですが、企業がこぞってプレート&スクリュー固定システムを出してくる理由がよくわかります。