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タグ:圧迫性脊髄症

椎間板ヘルニアと診断された方へ

カテゴリ:
椎間板ヘルニアについてまとめました。
とくに、頚椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニアについてです。

病態


椎間板は椎体と椎体の間を支えるクッションの役割を果たしています。
椎間板の中心はゼリー状の髄核で、周囲は線維輪と呼ばれる丈夫な靭帯様の組織で構成されております。

加齢現象や反復する負荷によって椎間板が膨隆したり、線維輪の亀裂から中身が飛び出したりして
周囲の神経に接触し、炎症をおこして痛みやしびれ、麻痺を生じてしまう病態が椎間板ヘルニアです。

飛び出しているだけでなく、椎間板のクッションの役割が損なわれると
上下の椎体骨同士がぐらぐらして不安定な状態になってしまうこともあります。

圧迫性脊髄症(頚椎症性脊髄症)と診断された方へ

カテゴリ:
圧迫性脊髄症についてまとめました。
とくに頚椎症性脊髄症に関しての話になります。

病態


脊椎は老化や反復する負荷によって脊椎症を呈します。
脊椎症とは、椎間板の膨隆や椎間関節の変形・骨棘の形成、黄色靭帯の肥厚などの
変化が生じた状態です。
脊椎症をきたすと神経の通り道である脊柱管や椎間孔が狭くなっていきます。
狭窄によって脊髄や脊髄の枝の脊髄神経が圧迫されると症状を呈します。
頚椎症の場合では、
頸髄の圧迫症状を頚椎症性脊髄症、
脊髄神経の圧迫症状を頚椎症性神経根症
といいます。
頚椎症は無症状の方でも、60歳以上であればMRIで実に85%以上認めます。
そのうち8%では頸髄に圧迫所見があったと報告されており、

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