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はじめに


頭蓋頚椎移行部は発生学的にanomalyの多い部位です。
よって手術でアプローチする場合には
術前に必ず血管の走行や骨構造について、しっかりと評価しておく必要があります。

先日ハングマン骨折で後方C2-3固定をするときに
anomalyがあって術前評価の重要性を再認識したことを記事にしました。
これだから椎骨動脈は評価しておかないと・・・

しかしそのanomalyがどのように分類されるのか、なかなか調べきれずにいたところ
「これはponticulus posticus on the posterior arch of the atlasですね」
とコメントでご指導いただきました。

非常に嬉しかったです。
ありがとうございました。

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御蔭でまとまっている文献にもたどり着くことができました。