慢性疼痛のアプローチは画像ではなく、患者さんのADL
慢性疼痛の治療は困難を極めると感じるのはわたしだけではないと思います。理由は、複数の要素の関連です。
腰痛を例えると
・椎間関節や筋筋膜、椎間板などの解剖学的な要素
・椎体骨折や骨粗鬆症、後側弯などの変形
・神経根や馬尾などの疼痛発生部位神経
・動脈硬化による血流障害
など複数の要素が考えられます。
そして、これらに
臥位、座位、立位の姿勢変化があったり、前屈、側屈、後屈などの動作が加わり、、、
職業によって個々でまったく異なる動作が加わり、、、
最終的には心理社会的要素まで加わってくるため、正直、手に負えない、と治療を諦めてしまうこともあるかもしれません。