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はじめに


化膿性椎体椎間板炎や腸腰筋膿瘍などの感染性疾患は
脊椎領域のみならず、感染症例はどんどん増加していることと思います。

医療の発展による高齢化易感染性宿主の増加がおもな理由として挙げられます。

化膿性椎体椎間板炎においては、
・感受性のある適切な抗菌薬投与
・局所の安静
が加療の軸です。

感受性を確かめるためには敵の正体を暴くのが大切です。
血液培養、局所の培養を駆使して、相手を同定するわけです。

起炎菌が検出され、抗菌薬の治療が功を奏した時、
ふと疑問が生じるわけです。

いったいいつまで抗菌薬を継続したらいいの??