Vertebral body stenting systemが待ち遠しい
はじめに
先日行われましたJALAS(日本脊椎前方側方侵入手術学会)で大変興味深い発表がありました。
高知大学 武政龍一先生のご発表です。
「前方手術のイノベーション」のセッションでありながら、ご演題はVBSについてでした。
VBSは、近くJohnson and Johnsonから上梓される予定のシステムです。
Vertebral body stenting systemの略で、有痛性骨粗鬆症性椎体骨折の治療に用いる新しいデバイスです。
BKPの延長といえばそれまでですが、圧潰椎体をステントで拡張したまま維持できるというのが強みになります。
なので、パンフレットにはbaloon kyphoplastyという言い方ではなく、
「Minimally invasive, percutaneous, reconstructive treatment for vertebral body fracture」
と案内されています。
手技用のパンフレットが公開されておりますので、予習してまとめておくことにいたします。
VBS -Vertebral Body Stenting System-