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管理人は脊椎診療において、
診察に基づく神経所見を得ることがもっとも重要であると思っております。

画像はあくまで補助所見で、
診察で得た所見が、画像での障害高位と一致するかどうかを判断しています。
よって、MRIで圧迫所見があっても、神経所見に一致しない部分は
通常は、その部分は責任病変と判断せずに、単純な退行変性をみているのみと判断します。

腰痛に関しても、XpやMRI画像の椎間板変性のみで
「腰痛の責任病変」と単純には、判断してはおりませんでした。

そんななか、Spine JournalにMRIと腰痛との関連性を示唆した、日本発信の論文がありました。