2020 7月 24 05:01:22 もしかしてoccult dural AVFなのか カテゴリ: 外来診療にて 診断・症候・画像 はじめに 先日、他院から頚椎症による歩行障害での手術適応についての紹介がありました。 ありがたいことに、頚椎と腰椎のMRIを持参されており、すでに診断がついているのかと思いました。 頚椎症性脊髄症による痙性歩行障害であれば、すでに索路障害をきたしていることになるので、まず間違いなく手術を考慮したほうがよいでしょう。 タグ :#胸髄症#dural_AVF#診断の遅れ
2019 2月 10 19:41:31 多発性骨髄腫は腰背部痛を訴えて整形外科を初診する カテゴリ: 多発性骨髄腫 診断・症候・画像 はじめに この度、ご縁あり、地域の医師会の医療連携の会で講演する機会をいただきました。 骨粗鬆症関連の会になるため、内科・整形外科開業医中心となりそうです。 この講演で伝えておきたい関心事のひとつとして、 「多発性骨髄腫は腰背部痛を訴えて整形外科を初診する」 を取り上げたいと思っています。 タグ :#診断の遅れ#骨粗鬆症性椎体骨折との鑑別#転移性椎体腫瘍との鑑別#蛋白分画#M蛋白#ベンスジョーンズ蛋白
2017 4月 19 18:03:31 特発性頸髄硬膜外血腫を早期に診断するポイント カテゴリ: 診断・症候・画像 脊髄血管障害 はじめに 勉強会をする機会がありましたので併せて記事に致します。 頸椎硬膜外血腫についてです。 頸髄硬膜外血腫は画像を示されれば、別段に診断に困るような疾患ではありません。 重要なことは「いかに早期診断ができるか」ということであることを強調させて頂きました。 タグ :#特発性頸椎硬膜外血腫#診断の遅れ#診断のポイント
2016 6月 1 18:12:43 化膿性椎間板炎は確定診断が遅れがち カテゴリ: 感染性脊椎疾患 診断・症候・画像 はじめに 高齢者や易感染性宿主の増加により 感染性疾患はおそらくどの領域においても増加傾向にあることと思います。 脊椎領域にも 化膿性脊椎炎や椎間板炎 硬膜外膿瘍や腸腰筋膿瘍 などといった細菌感染症があります。 本日の救急カンファレンスです。 タグ :#化膿性椎体椎間板炎#経皮的椎間板掻爬ドレナージ術#診断の遅れ#救急カンファレンス