2016 9月 3 15:00:53 骨粗鬆症性椎体骨折の初期画像での予後予測について カテゴリ: 骨粗鬆症 診断・症候・画像 はじめに 外来をしていると骨粗鬆症性椎体骨折の多さに これは、ほんとうになんとかしないとまずいな、と思います。 けっこう転倒後で橈骨・大腿骨骨折の既往があるにも関わらず 骨粗鬆症加療がなおざりになっている事もあるんですよね。。。 なぜこの時から治療をはじめなかったんだろう? 脊椎外科医が積極的に介入していかなければ・・・ と切実に感じます。 タグ :骨粗鬆症性椎体骨折遅発性神経障害後弯変形BKPMISt骨粗鬆症学会
2015 8月 30 06:33:24 強直性脊椎病変を伴う頚椎損傷の診断 カテゴリ: 強直性脊椎病変 診断・症候・画像 はじめに 強直性脊椎病変(ASD; ankylosing spinal disorders)は、高齢化社会の昨今、どんどん増えていくだろうと予測されます。 脊柱の可動性が失われているため、ちょっとした外傷でも脊椎の損傷を引き起こしてしまいます。 そのうえ、骨折部位に応力が集中してしまうので、骨は治りにくいのです。 初期に運良く神経障害がなくても、 “適切に治療が行われなければ” 骨折椎体が不安定化し、遅発性神経障害を高率におこしてしまいます。 適切に診断、治療を行うことが難しい この、「適切に治療が行わければ」のところで、常に討論になるのですが、 原因の一つに、 診断の遅れ が挙げられます。 過去のReviewでは、 タグ :頚椎頚椎損傷画像強直性脊椎骨増殖症DISHASD遅発性神経障害