2017 8月 15 17:21:37 Fontaine分類とABIとの関連 カテゴリ: 診断・症候・画像 外来診療にて はじめに 閉塞性動脈硬化症のFontaine分類とABIの関連が掲載されていたので 備忘録として残しておこうと思います。 閉塞性動脈硬化症の初期症状と 腰部脊柱管狭窄症による馬尾性間欠性跛行は、 症状がよく似ていて単純に鑑別しにくいです。 よって最近は下肢症状があれば積極的にABIを行うようにしています。 そのようにしておりますと、 血管外科から当科へのコンサルトは少ないですが 当科からは数ヶ月に1回はコンサルトしているような気がします・・・ タグ :#ASO#TAO#Fontaine分類#間欠性跛行
2017 8月 14 12:30:24 間欠性跛行で手術する前にABIでのスクリーニングは大切かな カテゴリ: 診断・症候・画像 外来診療にて はじめに 間欠性跛行は脊椎診療科を受診する症状のうち、高頻度のひとつです。 まずは腰部脊柱管狭窄症を鑑別にあげます。 実際に画像で腰椎病変を認めれば、難なく診断できて治療開始、と思われがちです。 ところが、腰椎病変のみでない場合も少なからずあるため、注意が必要です。 タグ :#間欠性跛行#閉塞性動脈硬化症#血管原生#Fontaine分類#末梢閉塞性動脈疾患
2017 6月 9 18:15:54 腰痛を伴う血管原生の間欠性跛行の鑑別を忘れずに、、、 カテゴリ: 外来診療にて 診断・症候・画像 はじめに 眼科の先生から、ご自身のかかりつけの患者の間欠性跛行の相談を受けました。 腰痛と右下肢の間欠性跛行です。 腰部脊柱管狭窄症の診断で、近医整形外科で半年くらい内服加療されているのですが、 症状の改善なくむしろここ数ヵ月の症状は増悪傾向にあるそうで 当方に紹介いただきました。 タグ :#ASO#閉塞性動脈硬化症#間欠性跛行#鑑別#膝窩動脈#CT#ABI
2016 1月 11 09:04:55 腰部脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症とは カテゴリ: 腰部脊柱管狭窄症・腰椎変性すべり症 説明用パンフレット 腰部脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症についてまとめました。 病態 腰椎の老化や反復する負荷によって、神経の通り道である脊柱管が狭くなっていきます。 具体的には ・椎体に骨の棘ができる ・椎間板が膨隆して飛び出してくる ・骨と骨をつなぐ接着剤の役目をする黄色靭帯が 伸びきったゴムのように膨らんでたくれこんだり、石灰化したりする ・骨と骨の関節が変形して分厚くなる このような変化が起こって、腰椎脊柱管狭窄症に至ります。 タグ :#腰部脊柱管狭窄症#腰椎変性すべり症#椎間孔狭窄#間欠性跛行#馬尾神経