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タグ:骨代謝マーカー

P1NPは、いつ測定して、どのように扱う?

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とぜん201903-.001

はじめに


骨は
「新しい骨を作り、古い骨を壊す」
という新陳代謝を行っています。

骨のリモデリングといいます。

新しい骨を作るのが骨芽細胞で、古い骨を壊すのが破骨細胞です。

骨のリモデリング機序において骨コラーゲン代謝が理解されるようになってから、
コラーゲン代謝に関わる産物を定量する骨代謝マーカーの新規開発がなされました。

骨芽細胞が新しい骨を作っている様子を測るマーカーが骨形成マーカーで、
破骨細胞が古い骨を壊している様子を測るマーカーが骨吸収マーカーです。



前回記事にした通り、P1NPは骨形成の早期に形成されるので、骨粗鬆症治療開始早期の反応を反映するマーカーとなります。

それでは、このP1NPをどのように実臨床で活用したらよいのでしょうか?

骨形成マーカーP1NPについて知ろう!

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とぜん201903-.001

はじめに


PTH製剤のみならず高スクレロスチン抗体製剤が導入されました。
ますます骨粗鬆症加療が発展していくことだろうと思います。



骨粗鬆症治療評価のマーカーとして
・骨吸収マーカー:骨芽細胞が新しい骨を作っている様子を測るマーカー
・骨形成マーカー:破骨細胞が古い骨を壊している様子を測るマーカー
があります。

わたしは骨粗鬆症の治療に、
・DXA
・本人のADLの変化
・画像での既存骨折の有無、数
・骨形成マーカーとしてP1NP
・骨吸収マーカーとしてTRACP-5
などを評価しています。

本日はP1NPについてです。

骨粗鬆症加療に地域連携パスを作ってみよう

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001

はじめに


異動したてで患者数が少なくて、手術症例が少ないです。
しかしピンチとは感じておりません。

むしろこれまでの外来診療や手術症例ではない入院患者に対する考察に力が入っています。

自分の診療を見直すよいきっかけになっていることを実感できています。

そして、いま感じている課題は骨粗鬆症加療をどうするか、です。

カテゴリ:
骨粗鬆症加療は非常に大事なトピックです。
奥が深くて、理解が難しい。。。

骨代謝マーカーの勉強です。

骨代謝マーカーは骨関連疾患を診断や、骨粗鬆症の治療経過を判定に用いられます。

骨形成マーカー:骨芽細胞が新しい骨を作っている様子を測るマーカー
骨吸収マーカー:破骨細胞が古い骨を壊している様子を測るマーカー

今回は
骨吸収マーカー TRACP-5b
についてまとめます。

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わたしたちは椎体骨折の診療にあたることが多く、骨粗鬆症の加療を行っております。

骨折のリスク評価に、
・骨密度測定(BMD: bone mineral density)
・既存骨折の有無、
・年齢
・転倒リスクの有無
・骨代謝マーカー
などが挙げられます。

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