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タグ:骨関連事象

診断が遅れた超高齢者の多発性骨髄腫

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はじめに


骨粗鬆症性椎体骨折は高齢化社会に伴いどんどん増加していています。
外来でも高頻度に認めます。
ほんとに、毎回です。

そんな中、猛省することとなった超高齢者の女性の症例を提示します。
タイトルにあるように多発性骨髄腫です。

転移性骨腫瘍における椎体不安定性の評価、SINSについて

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はじめに


転移性脊椎腫瘍は骨折や麻痺の出現により
救急車で搬送されることがあります。

よって、緊急での手術対応をせざるを得ません。

これらの重篤な骨関連事象・・・
なんとか起こらないうちに、あるいは切迫している状態で
早期発見しなければ、このような事態はいっこうに減らないと思います。

早期発見、早期治療に関しては脊椎外科のみならず、
原発腫瘍化科でも積極的に行われていないのが現状であります。

無症状のものを発見するのは困難ですが
早期に発見することができれば、
後述するように、その患者さんの状態に応じて
多くの治療の選択肢を検討することができます。

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