髄液漏にフィブロガミン(?)
はじめに
硬膜損傷はとても気分が滅入る合併症の一つです。
文献的には、腰椎の術中硬膜損傷の頻度は2~10数%程度と報告されていることが多いです。
決して頻度の低い数値ではありません。
硬膜損傷の頻度は、患者側の難易度から、術者の経験値など多くの要素があるため、一概には比較できませんが、脊椎外科医何年生になれば、起こさなくなるのでしょうか。。。
0-5年目、5-10年目、10年超え、、、
わたしの場合、結局ある一定の率で起こり続けています、、、未熟、、、
さて、本題から反れてしまいましたが、本日話題にしたいことはフィブロガミンについてです。
術後難治性髄液漏にフィブロガミンが効くかもよ、ということらしく、記事にあげてみました。