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硬膜外膿瘍ではなく、な、なんとピロリン酸カルシウム結晶沈着症でした。

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はじめに


結晶誘発性関節炎なるものがございます。
・痛風(gout)
・ピロリン酸カルシウム結晶(CPPD: calcium pyrophopate dihydrate crystal deposition disease)
・ハイドロキシアパタイト結晶(HADD; hydroxyapatite crystal deposition disease)
などです。

脊椎では、しょっちゅう出会うものではありませんが、
まれに石灰化病変が大きくなって脊髄の圧迫症状を発症し、外科的治療を要することがあります。

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通常、脊髄障害は緩徐発症で、急激な発症はあまり報告されてはおりません、、、

ピロリン酸カルシウムは腰椎椎間板にも沈着する!?

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ファイル 2016-04-20 18 30 15

はじめに


ピロリン酸カルシウム沈着症というのがあります。
Calcium pyrophosphate dehydrate: CPPDと訳されます。

CPPD結晶が関節内に析出して関節炎を起こすのです。

今回、脊椎脊髄病学会に参加しました。
そこでCPPDが、なんと腰椎椎間板に沈着していたという症例報告がありました。

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