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骨密度測定はCTハンスフィールド値で代用できるようになるかも

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はじめに


骨粗鬆症性椎体骨折を疑ったときの初診時の検査として、

・胸腰椎CT(仙骨・恥坐骨含む)
・胸腰椎移行部立位・臥位2方向(立位がとれなければ座位で、座位がとれなければ臥位側面での前後屈)
・DEXA(Lumbar, Hip)

を基本ルーチンにしています。

そして、骨粗鬆症加療開始の際は採血もします。

MRIは施設の暗黙のルール上、予約なしの外来初診、いわゆる飛び込みは要相談となります。
(麻痺があるような緊急時の場合は必ず対応してくださいます)

じつは、これらの検査って、骨粗鬆症性椎体骨折の患者さんに非常に大きな苦痛を強いているのですよね、、、

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はじめに


本日は、骨粗鬆症についての勉強会からです。

骨粗鬆症は全国で約1300万人と推定されています。
そして、大腿骨近位部骨折は1年間で19万件に達します。

骨粗鬆症性椎体骨折の発生数は、
大腿骨近位部骨折に比べて当然多いと予想されます。

しかし、
・無症候性に骨折している
・痛くても「歳だからそんなものか」と気合と根性で乗り切って医療機関を受診しない
などあり、正確な発生数が未知数なのです。

さらにいえば、骨折の程度も
・完全に潰れるようなものもあれば
・少しだけ陥凹している程度のもの
もあって、どこまでを骨折と診断するのかも
なかなか施設によって、読影者によって異なり
標準化されにくいのではないでしょうか。

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