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骨粗鬆症症例にCBTでfacet fusionも組み合わせてみる

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とぜん2020.001

はじめに


高齢化社会のため骨粗鬆症を有する患者さんの手術が増えてます。

固定術に挑まなければならない症例も多々あり、チャレンジングな領域です。

骨脆弱性=骨がもろくてよわい

そのため、スクリューが緩んだり、ケージが脱転したり、、、

そのくせ、わたしはMIS主義者ですので、なんとか低侵襲法でできないかと思ってみたり、、、

正直、通常の経皮スクリューによる固定術は、骨粗鬆症に対しては治療成績は不十分だ、、、と感じています。

なので、いま現在は、MedactaのマイスパインMC®を用いて、TLIFを行い反対側にfacet fusionを追加して治療成績があがるのではないかと試みているところです。

MIStで破裂骨折をどこまで矯正整復できるか

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MIStでは激しい破裂骨折に対しては矯正がなかなか困難なので
骨質のよい症例、とくに若年者であれば
シャンツスクリューを用いて矯正固定を行っていました。

ほんとについ先日シャンツスクリューを記事にしたばかりですよね。

MedtronicからSOLERA™のSASというスクリューをご案内いただきました。
SAS: Sagittal Adjusting Screw
スクリューヘッドの中に“スライドサドル”なるものが埋め込まれていて
そこが動いてロッドとつながるという代物です。

従来のPPSは、multi axial screwなので
スクリューヘッドの可動性を保つためには
すこし浮かせた状態で挿入を途中でやめなければなりませんでした。
挿入しすぎると骨と干渉してヘッドが動かなくなることがあるからです。
また、multi axialな分、ロッドの締結は容易ですが、
スクリューのヘッドが動くため力が伝わりにくく、矯正に不利でした。

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