2017 1月 14 12:30:12 矯正が強いとPPSはセットスクリューがナメッてしまうかも。 カテゴリ: 低侵襲手術 胸腰椎損傷 はじめに わたしの手術の関心事は MIStの可能性の向上 です。 そしていま、MIStで積極的にチャレンジしていることは胸腰椎破裂骨折です。 治療方針について悩むことが多い骨折形態ですよね。 タグ :#破裂骨折#MISt#ligamentotaxis#間接除圧#SAS#TIS
2016 2月 3 15:37:12 低侵襲法による脊椎後側方制動術について カテゴリ: 胸腰椎損傷 説明用パンフレット 脊椎骨折の手術治療のひとつである 低侵襲法による脊椎後側方制動術についてまとめました。 “MISt;minimally invasive spinal stabilization”ととも呼ばれる手技です。 手術の目的 椎体骨折の程度が悪いと、じぶんの背骨で体重を支えることができないばかりではなく、 折れた骨が背骨の中を通る神経に食い込んで、 ・しびれや痛み、 ・麻痺、 ・排泄の調整ができなくなる膀胱直腸障害 などの神経障害を引き起こしてしまいます。 タグ :#MISt#低侵襲法#ligamentotaxis
2016 1月 19 19:13:08 低侵襲腰椎前方椎体間固定術(XLIF)について カテゴリ: 低侵襲手術 説明用パンフレット 腰椎の固定手術治療のひとつである、 低侵襲腰椎前方椎体間固定術(XLIF) についてまとめました。 手術の目的 変形性腰椎症により椎間板や関節の機能不全が生じると、 腰椎の前後のずれ、左右のずれ、ゆがみをきたして 腰部の神経が圧迫されてしまいます。 すると、腰痛や下肢のしびれ、痛みなどで日常生活が困難となります。 保存加療によって症状の改善を試みるのですが、 どうしても改善が望めない場合は手術加療を行います。 低侵襲腰椎前方椎体間固定術とは、 タグ :#XLIF#大腰筋#ligamentotaxis#側臥位
2016 1月 9 06:01:33 後方MIStによるligamentotaxisの効果 カテゴリ: 胸腰椎損傷 低侵襲手術 先日のTrauma Instrument Set®(Medtronic®)の続きです。 術直後のCT変化 矯正整復の後の骨片の術直後の状態です。 脊柱管内を占拠していた骨片が椎体に還納されて、 いい具合に脊柱管内面積を改善させることができました。 術前のMRIにて一部硬膜外血腫があって、後縦靭帯の損傷が懸念されました。 矯正整復によるligamentotaxisが十分に効くかどうか心配でした。 そのため、二期的に除圧手術を追加する可能性もしっかり説明したうえでの手術になります。 タグ :#Trauma_Instrumentation_Set#SAS#ligamentotaxis#MISt
2015 12月 11 17:34:52 XLIFのindirect decompressionの効果 カテゴリ: 低侵襲手術 椎間孔狭窄 個人的には XLIFの初期症例は 脊柱管除圧術後のすべりや不安定性の悪化に伴う椎間孔狭窄 がよい適応と考えています。 今回の症例は L3/4椎間板変性による後方すべり症です。 L2-3の癒合椎体による隣接椎間障害と考えます。 すべりは立位で悪化し、脊柱管と椎間孔狭窄の症状が出現します。 タグ :#XLIF#後腹膜腔#間接除圧#indirect_decompression#ligamentotaxis#PPS
2015 10月 28 18:56:35 シャンツスクリューでの矯正固定 カテゴリ: 胸腰椎損傷 手術 20代前半の方の交通外傷です。 右下肢に若干のしびれ感がありました。 L1椎体にもごく軽度のwedgeを伴う椎体骨折を認めますが 問題はL3です。 L3椎体は圧潰が強く、後弯変形を呈しています。 骨片転位も起こっています。 AO type A 3-1の imcomplete burst fractureです。 タグ :#破裂骨折#シャンツスクリュー#ligamentotaxis#AO分類#矯正